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[2007.07.05]
■伊達の畑は緑一色
コテージから山を下り左折して道道を町に向い、途中をまた左折すると関内というところに出る。この辺りは畑だけで、今は一面の緑である。 
見渡す限りとまではいかないが、かなり向こうの方まで緑が続いている。 
 
振り返ると有珠山と昭和新山が並んで見える。 
『田舎だな~』と言うより、『これが田園風景だー』と思う。ただの田舎では畑や田圃が小さく区切られていて、見た目も良くない。北海道では大農場が多いので、見ているだけで心が解放される。 


 
今の季節は畑にジャガイモやビートが目立つ。 
ジャガイモは花を付けている。白い花は男爵か?ピンクの花はアンデスらしい。ここではビートの栽培も盛んである。沖縄方面ではサトウキビから砂糖を作るが、北海道ではビートから作る。 
 
私のここでの友人の北海道糖業のKさんはビートで砂糖を作っている。でも、最近は砂糖の消費が落ちていて、かなり問題のようだ。 
先日のNHKのテレビ放送で、私の女房が『ミントに卵白を付けて、それにグラニュー糖をまぶして、それを紅茶に入れると美味しいし、お洒落です』と発言したことに大層喜んでいて、すぐにお礼のメールが来た。別にKさんに頼まれたわけじゃなかったが・・・。 
 
ビートはほうれん草の仲間だそうで、そういえば葉っぱはほうれん草を大きくしたものだ。ほうれん草と違うのは、根に大きな蕪のような球根が出来る。 
その球根をどうにかして砂糖を取り出す。以前に北海道糖業のKさんに工場を案内してもらった時に説明を受けたが、忘れた。 
 
 
その畑を過ぎて1キロくらい走るとイコロ農園に着く。この農園は趣味の延長で、オーナーのTさんは植えることに情熱を燃やしていて、収穫はあまり期待していないので種々雑多な野菜を育ている。ジャガイモだけでも、1列に何種類も植えている。 
 
レタスなんかは収穫が間に合わず、行けば必ず持ち帰りさせられるので、我が家はいつもレタスを食べている。まるでキリギリスだ。でも、緑のある風景はいい。心を癒される。 
 
(おまけの話) 
先日、ゴルフ場で大手菓子メーカーのカルビーの元社長と食事をした。 
カルビーはジャガイモを大量に使うので、この地域で契約農家を持っていて、ポテトチップ用のジャガイモを育ててもらっている。その時に聞いた話だ。 
 
ジャガイモはなんとトマトの親戚だという。だから、ポテトとトマトの両方の性格を持った植物『ポマト』を作り出し、上にはトマトの実がなり、根にはジャガイモの実が出来るという。 
 
そういえば、3年前に留寿都の畑でジャガイモの実を見たことがある。 
花が咲いた後に稀に実がなるという。大きさは2センチくらいで、それを取って食べたら、ジャガイモとトマトの合わさった味がしたのを思い出した。 
 
(ダイヤモンド昭和新山のその後) 
毛利タクシーの社長や清水農園の長男に聞いたり、自分でも色々と調べたり、Rさんに聞いたりしたが、どうやら太陽は昭和新山の上に来ることはないようだ。 
 
昭和新山は有珠山の陰に隠れてしまい、ダイヤモンド昭和新山は駄目だと分った。 
そこで、今度は方針を変更して、中の島に沈む太陽を撮ろうと決めた。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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