■辻が花染め
先日ブログでも書かせたもらったが
日本のよりも今、イギリスで日本の和服が流行している
その理由にイギリスの王妃 キャサリン妃が和服をまとったこと・・。
そしてレディーガガが和服を羽織ったことで
鮮やかに染められた日本の和服がヒットしたようです・・。
今では5秒に1枚売れるほど、和服がブームになっていいるそうな・・。
さて、私も、先日の展示会で初めて知ったことですが
日本の室町時代に凄く流行した染め方があった
それが『辻が花』染め
それ以降、室町以降、友禅染めが流行ったことで
ほとんど辻が花の作品作られることはなかったそうです・・。
そこで再現したのが
久保田一竹さん・・。
http://itchiku-tsujigahana.co.jp/
1948年ころから辻が花の再現に命をかけたそうです・・。
実は昨日、所さんの番組で偶然にも一竹さんの特集をしていました・・。
そこで驚くべく事を知ることになったのです・・・。
実は私が知らなかった!というだけで
一竹さんの作品は海外では高評価
世界各国で個展を開き
日本の辻が花を広めた第一人者だったのです・・。
半端ないスケールは生涯の作品として作りかけた
富士山の四季を作成中に85歳で亡くなったそうです・・。
その作品はあまりにも凄くて思わず涙が出てしまうくらい・・。
この気持ちはお伝えしにくい感情ですが
本当に、素晴らしかった・・・。
日本でなぜ着物が流行らなくなったのか?
理由は様々ですが
あらためて美容師という立場の中で
伝えていかなければいけない
文化があるんだということを再確認しました・・。


