伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:387] [昨日:356] [ 1441189 ] rss feed
[2007.05.21]
今、ご注文いただいたバースデー用のガトーショコラが焼けるのを待ちながら、大好きな小田さんのCDを聴きつつこれを書いています。 
 
皆さんは、昨日のブログの「また やーたい!」って、どういう意味だか分かりましたか? 
 
”うちなーぐち”で、「さようなら」の代わりに使う言葉で、「また会いましょうねー!」という意味なのだそうです。 
二日目の南部観光のバスガイドさんが教えてくれました。 
また会えることを信じて、「また やーたい」って言い合うのって、なんだか嬉しい気持ちでお別れできていいなあ。 


さて、このガイドさん。 
とってもサービス精神旺盛で、にこやかで楽しい方でした。 
今回の旅行記は、バスの中でガイドさんが話してくれたお話しを、タカタカと携帯にメモを取った情報が、実は多く含まれているのです。 
 
最前列の席が好きな母は、二階建てバスの正面と横の車窓風景を楽しんだのですが、この席からは丁度、ガイドさんが座る位置が見えるのです。 
それに気付かず、お話しを聞きながら、正面と右横しか見ていなかった私でしたが、ふっと座っているガイドさんを見たら、きちんとファイリングされたトラの巻を読んでいて、「そうだったんだあ...」と納得して、ニコッとしてしまいました。 
だって、色々複雑な事情を抱える沖縄について、暗記とは言えあまりにも良く知っているので、すごくびっくりしていたのですもの。 
 
一日のツアーも終わりに近づいた頃、ガイドさんは座席の上の荷台から、三線(サンシン)を取り出しました。 
三線は三味線に似た楽器で、棹は本来重みがあって狂いの出にくい琉球黒檀を使用、またチーガ(洞)は、ヘビの皮(ニシキヘビの皮革)を表裏に張っているのだそうです。 
ガイドさんは取り出したこの三線を使い、かなり揺れる二階建てバスの中で、弾き語りをしてくれました。 
曲名は忘れましたが、聴いた事のある沖縄の曲でした。 
ホントいい音でした。 
 
その後服の上から着物を着ると、今度は琉球民謡を踊って歌ってくれました。 
とても澄んだ声で、歌も踊りも上手でしたよ♪ 
歌を歌うガイドさんはたくさんいましたが、踊ってくれたガイドさんは初めてでした。 
褒め上手な八重ちゃんは、最前列で褒めたてて、ガイドさんはすっかり気を良くしていました。 
 
長い時間、乗り物に乗り続けるのはとても疲れますが、素敵なガイドさんと出会ったお陰で、楽しい一日を過ごすことが出来ました。 
旅って、素敵な人や物・風景との出会いを求めて彷徨う行為だと思っています。 
今回の旅が楽しく終われたのも、たくさんの素敵な出会いがあったからですね。 
 
”うちなーぐち”で、「いちゃりばちょおでぇ」という諺があるそうです。 
直訳すれば、「出会う人は兄弟のようになるもの」ですが、大和(本土)の言い方をすれば、「袖触れ合うも多生の縁」で、前世からの縁という意味だとか。 
なんだか、妙に安心してほわっと温かい気持ちになります。 
 
最後にもう一つ、私の心に強く響いて忘れない諺をご紹介しますね。 
それは、「ぬちどぅたから」。 
これも、「ひめゆりの塔」へ行った時、ガイドさんが教えてくれました。 
「命は宝物であり、最も尊いもの」と言う意味です。 
数多くの苦難を体験した、うちなんちゅ(沖縄の人)が共有する反戦と平和の願いを込めたメッセージが、その由来だそうです。 
沖縄ならではの言葉ですね。 
 
 
夕べ、焼きあがったガトーショコラを冷ましながら、このブログを書いているうちに転寝をしてしまったので、今朝、続きを書きました。 
 
今日は、5月21日ですね。 
「S.Kさん、43歳(確か…)お誕生日おめでとうございまーす♪」 
6年前に知り合ったS.Kさん。 
...やっぱり前世からのご縁なのかしらん? 
 
 
<付録写真>
~泡盛珈琲! 
挽いた粉が一杯分入っています。 
タンザニアとコロンビアの豆に、泡盛を振りかけて焙煎をしたとの説明書きがありました。 
沖縄には、少ないながらも珈琲園があり、珈琲愛飲家も多いようですが、泡盛を振り掛けるのにはどういう意味があるのかしら? 
お味は…特に泡盛の味も香りも感じられませんでした…。 
う~ん、どうして泡盛? 
[2007.05.19]
さあ最終日。 
この日の予定は、やちむん通りと牧志の公設市場界隈へお土産の調達に出かける!です。 
 
帰りの飛行機は、娘が15:15で私たちが15:30だから、13:30には預けた荷物をホテルに取りに行かなきゃ。 
ということは、3時間半しか見る時間がないのね…。 
よし!急ごう! 
[2007.05.17]
はい、昨日の続きでーす♪ 
 
目的地は「ちゅら海水族館」と「おんなの駅」と「許田の道の駅」と決まり、○珍三人組は更に北上を続けました。 
 
後ろの席で娘が爆睡してしまったので、眠気が襲ってきた私としては、八重ちゃんに寝られてしまっては、もう後のことはどうなっても知りませーん。 
でも身の危険を察知した八重ちゃんは、なんの脈絡もないような話を突然しては、「はい?」とか「へっ?」とか「うそっ!」という風に、私が驚いて眠気を覚ますような作戦に出ました。(←う~ん、「素」かな…?) 
 
 
 
[2007.05.16]
それでは、沖縄三日目に戻しますね。 
 
本当は、高速船に乗って50分で渡れるという慶良間諸島へ行って、さんご礁が広がり、たくさんの熱帯魚が戯れる美しい海を見よう!という予定だったのですが、諸般の事情により、那覇の泊港から約1時間の半水中船海中見学&レンタカーでドライブとなりました。 
[2007.05.15]
私たち三人、沖縄ではパクパクと実によく食べました。 
 
ブッフェの朝食に始まる食欲は、留まることを知らず、あっちでもこっちでも食べてばかりで、ホント胃の休まる暇がありませんでした。 
「れん」に居ると、まともな食事をほとんど摂らないので、その反動かも...。 
 
そこで今回は、沖縄の食べ物のお話しです。 
[2007.05.13]
沖縄旅行二日目。 
前日、ぐったりと疲れてしまった私達でしたが、お互い「大丈夫?」を「おはよう」代わりの言葉にして、よっこらしょ…と起き上がりました。 
 
心配だった母も案外元気だったので、「予定通りの行程をこなせそうね。」と、南部観光バスツアーに合わせ、6時半に朝食を摂りました。 
前の晩、夕食を簡単に済ませてしまったので、ブッフェスタイルをいいことに、二人ともかなり食べすぎ(^^;) 
[2007.05.12]
先週のブログに書いていたイベント。 
それは、八重ちゃんの生涯二度目の飛行機搭乗、しかも一時間半を越える搭乗は初体験で、沖縄旅行へ行くという企画でした。 
 
な~んだ...って感じ? 
いえいえ、八重ちゃんにとっては勇気を振り絞る企画だったのです。 
だって、耳抜きが出来ないんですもの...。 
[2007.05.06]
むしゃなび「伊達さくら情報」では、まだ3分から5分咲きの開花状況でしたが、私的にはまさしく見頃。 
 
そこで、駄菓子ルームを閉店してすぐに、有珠善光寺へ行って来ました。 
[2007.05.04]
今話題の「種明かし」。 
でも、私はマジックなんて出来ないもん。 
 
だからこれらは、見たまんまのモノをぜーんぜん違う使い方をしちゃっている、「れん」の小道具のご紹介でーす♪ 
[2007.05.03]
...って、笑い話なんかじゃありません。 
 
でも、そこは八重ちゃん。 
本当なら同情を買うような状況でも、笑いのネタは仕込んでいるから参っちゃう。 
も~!勘弁してください...。 
プロフィール
Rietty
Rietty
☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
ブログ検索