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[2007.09.28]
■思いがけない初対面
私達夫婦は伊達市の移住の為のPRビデオに出演している。昨年の夏の滞在中に市役所から頼まれて撮影を行ったが、出演料は無い。 
また、同じく伊達市の紹介の為のパンフレットには顔写真入りで載っている。 
その同じビデオとパンフレットに3年前に川崎から移住した高橋さんという夫婦も出ている。 
 
しかし、お互いに全く面識は無い。 
カルチャーセンターにある伊達の物産館である黎明館で一日中放映しているビデオではよく見るので知っている人のような気がしている。 
 
ある日、イコロ農園で作業をしていると夫婦者が畑を見ている。私は彼らを知っている。でも、どこの誰かを思い出せない。もしかしてイコロのオーナーのTさんの知り合いかと思い、Tさんに聞いた。 
Tさんは『知らない』とつれない返事だ。仕方ないので良く考えた。そして思い出した。 
『ビデオの共演者ですか?』と聞いたら、『そうです。高橋です』と答えが返ってきた。 
家の中に招き入れて女房も交えて話をした。初対面だが、ビデオで共演しているので、なんだか前からの知り合いのように感じる。 


そして、ある日私から伊達の素晴らしい景観である立香山に案内することになった。 
日曜日の午後4時にコテージに現れた高橋夫妻を連れて、パジェロで山に向う。 
 
 
私の女房は東京に戻っていていない。10分ほどで頂上に着く。初めて見る絶景に高橋夫妻は声も出ない。有珠山に沈む真っ赤な夕陽は感動ものである。 
 
共演者とこの感動を共有したことで、これからはビデオの見方も変わって来るだろう。 
その後、一緒に町に出て文七で寿司を食べ、伊達地蔵でコーヒーゼリーを食べて、今日のイベントは終了した。共演者と会ったことで、なんだか連帯感が生まれたから不思議だ。 
 
 
(おまけの話) 
年を取ると忘れっぽくなる。先ず人の名前を覚えられなくなる。顔は知っているのだが、名前が出て来ない。それと、どういう関係の人だったかも忘れていることがある。ビデオ共演者の高橋夫婦がそれであった。 
 
NHKテレビに出たり、伊達市のPRビデオに出たりすると顔が売れる。 
すると町で挨拶をされることがある。それで困る。知り合いなのに、こちらで忘れているのかと心配になるが、どうやらテレビで見た先方が一方的に知っているだけのようだ。 
 
でも、その判断がなかなかつかなくなる。 
昨夜の食事に何を食べたかが急には思い出せなくなる。外食が多い私達はそこでどこの店に行ったかを手帳に書いている。そこまではまだいいようだ。 
昨夜の食事を食べたかどうかを忘れるようになると、これは呆けの始まりである。 
 
まだ、そこまで行っていない。でも、もうすぐだ。 
来年の夏に伊達市に来る時までに高橋夫妻の顔を忘れないようにしよう。 
 
  
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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