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[2007.10.19]
■八甲田山の紅葉に酔う
青森から八甲田ホテルまでは32キロくらいである。約1時間で着く距離である。 
町を離れ、車は山道に入って行く。でも、全くといっていいほど紅葉は見えない。 
心配になって来た。ところが酸ケ湯温泉に着いた頃には素晴らしい紅葉になっていた。 
 
この辺りだけが紅葉しているように思う。俄かカメラマンが大勢来ていて、道端に車を止めて紅葉の撮影をしている。 
生憎、霧雨が降って来ていて遠くが見えない。でも漆の葉だろうか、真っ赤に燃えている。 
数枚の写真を撮って、今日は終りとする。 


翌日は6時に起きて、ホテルの近くの紅葉の写真を撮る。当然、女房は寝ている。 
この日は天気が回復したので、紅葉が更に綺麗だ。北海道の紅葉と違って、赤い色が多いので、なおのこと紅葉が冴える。朝食後、女房を誘って紅葉狩りに出る。かなり多くのカメラマンがウロウロしている。 
 
数十枚の写真を撮ってからホテルを出発して、十和田湖へ向かう。 
 
 
この道中がまた素晴らしかった。ホテルから数分のところにある傘松峠辺りが紅葉の一番の見所だと思う。タクシーも観光客の為に車を止めている。 
道路の両脇から遠くの山の頂上まで、黄色と赤の絨毯を敷いたように見える。 
 
こんなに素晴らしい紅葉は私は生れて初めて見た。でも、この光景を写真で知らせるのは非常に難しい。アップの紅葉なら簡単だが、それでは雰囲気が伝わらない。 
 
 
山道を下って十和田湖に向かう。すると、ほんの50メートルくらい高度が下がっただけなのに紅葉が全くなくなってしまう。これは不思議だ。自然というのは不思議なものだ。 
 
今度は緑の林の中を進む。奥入瀬渓谷沿いには滝が沢山あり、観光バスがその都度、止まるので渋滞をしている。でも、あの素晴らしい紅葉を見た後では、奥入瀬渓谷なんて、もうどうでも良くなった。この日を知らせてくれた八甲田ホテルのスタッフに感謝する。 
 
(おまけの話) 
今年の1月の雪の深い時に八甲田ホテルに来た。それが縁で今回の宿泊となった。 
最初に来るきっかけは伊達市在住のN画伯夫人のKさんの話からだ。その時は3人のお客に30人ものスタッフが面倒をみてくれた。素晴らしサービスだった。 
 
八甲田ホテルは酸ケ湯温泉の経営なので、温泉に入りたい客はマイクロバスで酸ケ湯温泉に送迎してくれる。打たせ湯で頭からお湯を被っていたら、隣に大男が2人来た。 
 
混浴風呂に行ったら、その2人が居た。見ると外国人だった。話し掛けてみた。 
その2人はイスラエル人だそうで、観光で3週間の計画で日本を見て回っているそうだ。 
 
『混浴風呂はどうだ?』と聞くと、『素晴らしい。』と言う。『でも、もっと若い女性が入って来れば、なお良い』と私と同じ考えだ。住む世界が違っても、男の考えることにそう違いは無いと分った。 
それと彼らは風呂場でウロウロしている時にも前を隠さないことも知った。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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