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[2008.02.18]
■東国原知事も走る東京マラソン
伊達のM子さんからパソコンにメールが入った。 
『明日は東京マラソンですね。2回目の開催ですよね。北海道からも、知り合いのランナーが参加します。 
 
お祭りみたいで、楽しそうですね。』とあった。 
私は東京に居ながら、東京マラソンが17日だとは知らなかった。なんだか催促を受けているような気がして、1人で寂しく見に行った。 


新宿の都庁前を9時頃にスタートすると知ったので、私は先回りして皇居前で待つことにした。 
この辺りなら人も少なく、写真も撮り易いと考えたからだ。 
 
ところが、ここでも大勢の見物人で溢れていた。 
見物客の整理をしている係員に聞いてみた。『何時頃にここに来ますか?』 
すると、『早いランナーは3分で1キロ走るので、9時10分にスタートしたとして、ここは9キロ地点なので、27分後の37分に来る』とかなり専門的な答えが返って来た。 
そして9時20分頃に車椅子のランナーが来た。その後、彼の言う通りの9時37分頃に先頭ランナーが来た。 
 
 
本職のマラソンランナーの先頭集団が行ってしまうと、暫くは誰も来ない。そして、やっと来たのが市民ランナーで、走り方からしてダラダラしている。それが延々と続く。 
 
縫いぐるみを着た人、頭に被り物をした人、同じユニフォームで決めているグループ、携帯電話を掛けながら走っている男、売れない芸能人、マラソン女王の有森裕子、東国原宮崎県知事など、知った顔も見えた。 
大河を流れる大量のゴミのような感じでランナーが走るというよりは、流れて行く。 
 
皇居前から歩いて銀座に行き、4丁目交差点に近いシャネルビルの前で観戦する。 
 
 
こちらはもっと見物人が多い。その後、食事をしてから日比谷公園の方へ行ってみる。 
12時40分になり、帝国ホテル前の給水所が閉鎖されて、片付けに入っていた。 
そこを『回収』という看板を付けた大型バスが行く。 
もう制限時間をオーバーしたので、ランナーをバスに収容する為に走って行った。 
 
3万2000人くらいが出場したマラソンだったが、1500人くらいが完走出来ず、途中リタイアかバスに回収された。 
不景気だのなんだのと言いながら、3万人以上が走り、20万人くらいが沿道で見物するんだから、東京は平和なものだ。でも、私は42.195キロも走りたくないなー。 
 
(おまけの話) 
マラソンが終ったので、帰る為に有楽町駅に向かった。 
東京フォーラムでなんだか人だかりがしているので、覗いてみた。そこでは大江戸骨董市というのが開かれていた。 
 
私はあまり骨董品というのは好きではない。 
その品物を手放した人の心の痛みや重みを感じるような気がするからだ。 
店は250軒も出ていて、色々な品物を商っている。 
どれも私から見れば、ガラクタに見える。そんな中に思い掛けない品物を見付けて嬉しくなった。 
それは暫く前までは北海道の誇るお土産の代表格であった木彫りの熊である。 
 
今では全くと言っていいほど、お土産屋で見掛けなくなってしまった。 
私の10代の頃は、北海道旅行をしたことの証がこの木彫りの熊だった。 
思わず店の人に聞いた。『この熊は幾らですか?』、店主は『3000円だよ』と言う。『高いな~』と私が言うと、『新品はもっと高かったよ』と店主が応酬する。 
 
私は買う気は全く無かったが、こんな物は幾らするんだろうという好奇心からだ。 
骨董市で売られているのだから、木彫りの熊も遂に骨董品になったのか? 
中古と骨董品の境界線はなんだろう? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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