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[2008.03.04]
■蔵王の樹氷を撮る(1)
現役でバリバリと働き、ストレスの溜まっている娘と暇人の女房が『冬なんだから、雪の沢山ある温泉に行きたいね~』と言っていた。 
その条件に当てはまる温泉となるとどこかをインターネットで調べた。 
 
更に私が冬にまだ行ったことが無い温泉となると蔵王温泉となり、そこでは今は樹氷が見られるとあって2人とも喜ぶはずなので、そこに決めた。 


山形新幹線で山形駅からバスで40~50分で蔵王温泉に着いた。日曜日の午後なので、バス停は家に帰るスキー客でごった返している。 
宿に着いて一休みしてから、ロープウエイで地蔵山頂に向かう。ロープウエイから見る景色は一面の銀世界である。 
昨日まで降り続いた雪でなおのこと、白一色となっている。 
 
 
毎年冬は夜になると樹氷のライトアップをしているそうだ。今年は今日がライトアップの最終日である。 
前日は吹雪でライトアップは中止だったそうだ。 
今日の天気予報も雪だったが、晴れ男の私が来たので、夕方から晴れになってしまった。 
 
明るい内は真っ白な樹氷に感動し、夕陽の落ちる頃の樹氷は影が美しい。 
そして、暗くなってからの樹氷のライトアップも寒ささえ我慢できれば素敵である。 
午後4時頃から6時半頃まで、寒い中を頑張り、樹氷の写真を撮った。 
 
 
冷え切った体で宿に戻り、温泉に浸かった時は生きているという幸せを感じた。この宿は建物は古いが、温泉はいい。 
天然掛け流しで、加水、過熱はしていない。 
私のこだわりの本当の温泉である。 
 
風呂から出た後も暫くは体に付いた硫黄の香りが心地よい。夕食に山形牛のしゃぶしゃぶを食べ、幸せを感じながら早く寝た。 
 
(おまけの話) 
私は友人達と『秘湯研究会』を作り、その会長をしている。 
今までに東北地方を中心に色々な秘湯に入りに行った。 
 
思い出に残っている温泉としては、癌の治療で有名な玉川温泉、夏には落ちて来る滝の水が温泉になる河原毛大湯滝、1000人風呂の酸ケ湯温泉、噴出するガスで死亡事故が起きた泥湯温泉、他にもまだまだ沢山ある。 
私の行く温泉は天然掛け流しでなければならないと決めている。 
 
長い私の温泉人生で今までの極めつけはアラスカのチェナ温泉であろう。 
真冬のマイナス42度の中で露天の温泉に入った。 
泉質は硫黄温泉で、風呂から立ち上る湯気が頭に付くとそれがすぐに凍ってしまう。 
風呂から出て建物へ行く間に身に付けている水泳パンツが凍ってしまった。 
 
私の同級生の作家の嵐山光三郎君が『快楽温泉201』という本を出している。自分で入ったと本人が言っている全国の秘湯を201ヶ所紹介している。 
私はその中の26ヶ所に行ったことがあるが、死ぬまでに201ヶ所は行けないなー。 
 
さすがに嵐山光三郎も行ったことがないだろうと思っていたアラスカのチェナ温泉も彼は行ったと番外に書いてあり、本人の風呂に入った写真も出ていてガッカリした。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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