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[2008.03.05]
■山寺で長靴の威力を知る(2)
朝起きて、また温泉に入った。 
外は雪景色なので、露天のお釜という小さな1人用の風呂にも入った。朝食を済ますと、もうやることがない。 
温泉旅行というのはこれが困る。 
 
そこで、少し離れた全国的にも有名な山寺に行ってみることにした。 
この寺の正式な名前は立石寺というそうで、松尾芭蕉の『閑けさや、岩にしみ入る蝉の声』という句でも有名である。 


蔵王温泉から40分ほどで山寺に着く。 
真冬のせいか、観光に来る人も無く、門前のお店はどこも閉まっている。 
山門をくぐり社務所で拝観料を300円支払う。 
寺男が『長靴は要りませんか?』と聞いてきた。 
 
私は樹氷の撮影のこともあり、キャラバンシューズで来ているので不要と思った。 
女房と娘は長靴を借りて、そこから参道を登り始める。 
 
 
ここから頂上までは1015段の石段である。 
今までに2回来たことがあるが、下から一番上の奥の院を見上げただけで、あまりに遠く感じたので、やる気を失い登ったことはない。 
 
今回は奥の院での写真を撮るという目的があったので、2人を誘ったのだった。 
石段は雪が凍ってアイスバーン状態になっている。 
私は鉄パイプの手すりを掴まないと危なくて歩けない。 
それでも、時々滑って転びそうになる。キャラバンシューズなんて、なんの役にも立たないことを知った。 
 
そこへ行くと長靴は凄い。全然滑らないそうだ。 
日本の誇るべきハイテク靴だ。やっとの思いで奥の院までたどり着いた。 
 
 
ところが、帰り道が危ない。 
凍った石段を降りるのは往きとは大違いで、命がけである。長靴の女房と娘はどんどん先へ行ってしまう。 
私は鉄パイプの手すりを掴まりながら、へっぴり腰で、そろそろと降りて行く。なんとも情けない格好である。 
 
往復で1時間20分の苦行であった。 
こんなつまらないことで、すっかり父親・夫としての威厳を失ってしまった。 
次回の旅行の際は石段の無いところに行こうと思う。 
 
(おまけの話) 
留守の間に伊達からメールが4通入っていた。 
1通は『ある人が伊達市の医師のIさんを紹介して欲しい』というものであった。 
東京人の私が伊達の人から同じく伊達の人の紹介を頼まれるという変な話だ。 
 
2通目は小松建設の社長が自社のHPに、自分が小金井の私の家に来た時に一緒に行った小金井公園の中の東京江戸建物園の紹介記事で、そこに私の名前と写真を登場させたが良いかという事後承諾のメールであった。 
 
いつも伊達市の紹介をしている私としては、小金井が登場することは嬉しい。 
3通目はいつものK社長からだ。暫くメールが来ないなーと思っていたら、宮崎に行っていたそうだ。 
そして、先週は千葉商科大学の島田晴雄学長が島田塾の塾生を20人も連れてニセコにスキーに来たので付き合った。そして今週もまた来るので付き合うという報告であった。 
 
お付き合いをする人達の名前も書いてあったが、みな私が親しくしている友人達であった。 
4通目は金物屋のHさんからで、いつもの娘の写真と、今回は私のリクエストに応えてニセコ五色温泉の近くを走る車の中からのビデオである。 
 
13.2MBという重いメールでなかなか着信せず、私のパソコンが壊れたかと思った。 
そんなわけで、留守をしていても伊達市から色々な報告があって楽しい。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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