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[2008.06.17]
■理事長職はもう手放せない
到着の翌日の朝にイコロ農園に行ってみた。 
なにしろ今年から私はイコロ農園クラブの理事長であるから、この農園にはそれなりの責任が出て来ている・・・と勝手に思っている。 
 
いつもはイコロ農園のオーナーのTさんが毎日、朝食前にここへ来てビニールハウスの扉を開けて空気を入れるのを日課にしているのを私は知っている。 
ところがその日はどうしたことか7時過ぎなのに来ていない。 


私はTさんに理事長にしてもらったので、少しはイコロ農園の管理にも責任を持とうと思い、ここの備品にしようと東京からイケアの食器類を買って来た。 
 
 
それを家の中に入れようと思ったが、いつもの場所に鍵が置いてない。 
そこでTさんに電話して鍵のありかを聞いて家に入る。 
その後、Tさんの役目であるビニールハウスの扉を私が開ける。 
 
その後、この農園に引かれた湧水を汲んでポリタンクに入れる。私は滞在中はこの水で生活している。 
朝の農園の空気は寒いくらいに感じる。水も冷たくて凄く美味しい。農園を見回ると水田には苗が植えられている。 
 
畑には色々な作物の芽が出ている。Tさんはよくやっている。 
東京では味わえないこんな贅沢を許してくれる伊達の友人達に感謝である。 
 
 
(おまけの話) 
イコロ農園のオーナーのTさんから聞いた話であるが、私はかなり気に入っているので紹介する。 
ある時、Tさんの知り合いのXさんが農業の話をしに来た。 
 
その時の話で、Xさんは自分の所属している法人の運動会の来賓としてTさんに出席を要請して来た。 
その時、Tさんは『出席出来るかどうかは近日中に東京から来る理事長に聞いてみないと分かりません』と答えた。 
するとXさんは驚き顔で『えーっ?』と言ったきり言葉に詰まった。 
 
Xさんはそれまではイコロ農園のオーナーはTさんとばかり思っていたが、実は本当のオーナーは東京にいたんだと思いこんでいるに違いない。遂にイコロ農園も東京資本にやられたかと思っているはずだ。 
 
それ以来、イコロ農園のオーナーのTさんは小作人になり下がってしまい、その人の周りでは今までの評価がすっかり失われてしまった。 
それをまたTさんは面白がっている。 
 
理事長という肩書はこちらの意図に関係なく、人を騙せるのだと知った私は、もうこの肩書きを手放せなくなった。 
でも本物の伊達信金のR理事長からの電話では、『橋本さん、理事長心得を教えるから近日中に信金まで来て下さい』と言われてしまった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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