■今年の夏は大雄寺フェスタで始まる
フェリーは苫小牧港に定刻の午後1時30分に到着した。 そこから高速道路を使って伊達市に向かう。
すぐにTさんから電話が入った。『理事長ですかー?』と言う。私はうろたえた。
メールに冗談で書いてある時は気にしていなかったが、生の声でそう言われると、なんだか恥ずかしい。
走行中にKさんからもメールが入った。
伊達に入りイコロ農園でTさん夫婦、Kさん、壮瞥町のIさんと会う。
その後、スーパーで当座の食品を買い、その足でOさん宅に行く。美味しいパンとバターを買っておいてくれているからだ。
最近は東京ではバターにはお目に掛かれない。
絶滅種みたいなものだ。
ところが、伊達では山ほど売っている。女房は東京の友人達にバターを山ほど送る手続きをしていた。
戦後の食糧難のような時代がヒタヒタと近づいてきたようだ。
コテージに戻り片付けもそこそこに大雄寺に向かう。
2日間にわたり開催されている大雄寺フェスタに出演する手風琴の小松幸雄さんの出演を見に行くためである。

会場には東京見物に来たK夫妻も来ている。他にもTさん、Kさん夫妻、市議のKさんなども来ている。
大雄寺の奥村住職に会い、『仏像 in 伊達』の打ち合わせ日を話し合う。
境内では賑やかに『すずめ踊り』をやっており、先頭には美人で有名な住職の奥さんが頑張って踊っている。

その後に伊達の農家3人組と我々でビーノに食事に行く。
今日は一日が長く忙しかった。これからいよいよ伊達の生活が始まる。
(おまけの話)
到着の翌日の朝6時過ぎに携帯電話にメールが入った音がした。
昨夜が遅かったので、いつもの私じゃなく、まだ寝ていた。
それを見ると、Kさんからで『風呂に行きませんか』とあった。
日曜日の朝はいつも伊達温泉に行くKさんからの誘いなので、断ることは出来ず『今から出ます』と返信をして、すぐに着替えて出掛けた。
出る前にHさんとSさんに、『伊達温泉に来ませんか?』とメールを入れておいた。
伊達温泉に着いた頃にKさんからメールが入った。
『どこに行くんですか?イコロ農園ですか?』とあった。
私は何がなんだか分からず電話した。
『もう伊達温泉に着きましたよ』。するとKさんの返事に驚いた。
メールは『風呂に行きませんか?ではなく、風呂に行きませんが・・ですよ』
それでも気の良いKさんはすぐに来てくれた。
ボケか、寝ぼけか分からないが、最近そういうことが多い。
年は取りたくないなー。
風呂に入ると、見たことのある人が湯船の中でこちらを見ている。なんと私がメールを送信したHさんであった。
Sさんはメールで返信があり、『いま海の上です』と、釣りの最中だった。
みんな早起きだなー。年をとったんだなー。