■白髪と脱毛について
昨日の続きです・・。 まずは白髪はなぜできるのか?ということについて書きます・・。
○白髪
元々の髪の黒色の色素はメラニンという物質です。メラノサイトという色素細胞からメラニンが髪に送られ、髪の色は黒くなるのですが、加齢や病気、ストレスや疲労などの原因で、メラノサイトが黒い色素を分泌できなくなってしまうと、その色素が抜け、髪の色が白くなってしまうのです
どのようにふせぐのか?と言いますと
要するにメラノサイトを活性化させればいいだけです・・。
言葉では簡単ですよね<笑>
どのように活性させるか?
それが「食」というものなんです・・。
その食の中で白髪予防に大切なのは
「カルシウム」と「銅」ということは昨日もいいましたよね・・。
さてカルシウムはメラノサイトを活発にします・・。
そして銅は髪の主成分であるアミノ酸を黒く染めるときに必要な物質になります。
「カルシウム」
カルシウムは、みなさんもご存じのように、牛乳などに多く含まれています。
「銅」
銅は、スルメやレバーの刺身、シャコやイカ、タコなどの刺身を摂るとよいでしょう。また、昔から黒ごまは、ミネラルを多く含み抗酸化作用があることから、白髪対策に効果があると言われています。
ほかにもいろいろあるんですが黒い髪になるために
わかめや昆布は必要な要素ですが
白髪予防にはならない!ということを知っていてください・・。
「脱毛」
これに関して言うと
極端な話になりますが栄養不足で引き起こすことがわかっております・・。
「亜鉛」
亜鉛には細胞や組織の新陳代謝を活性化させるはたらきがありますが、不足していると、髪の毛がうまく構成されません。亜鉛を摂るには、ウナギやイワシがオススメです。ウナギはタンパク質、イワシはアミノ酸が豊富に含まれていますよ。ここで注意しなければならないのは、同時に睡眠もしっかりとるということ。睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、髪がしっかり成長してくれます。
ということは昨日の話の続きですが
ストレスの最大の原因である寝不足
これは非常に大切であるとということが分かるかと思います。
「ビタミンB6」
ビタミンB6は、体内に入ったアミノ酸が肝臓で加工されるときに欠かせない栄養素です。ビタミンB6が多く含まれる食品としては、牛肉のレバーや魚、ナッツ類、大豆などがあります。亜鉛とビタミンB6をしっかり摂って、抜け毛を防ぎましょう!
さて、何度も言いますが
これだけの食品成分をとれば万全ということではない!ということは昨日も伝えさせていただきました・・。
要はすべてはバランスが必要!ということです・・。
とりあえず、最大の注意点を最後に一つだけ教えます・・。
「髪はアミノ酸からできていて、命に関わりがない分、栄養が行きにくい」
髪・肌・爪などはからだの異常があったときに
最初に命を守るほうを優先するということです・・。
だから、数字的には病気でなくても
顔色 髪質 などで人に「あれ!今日はどっかちがうね」と言われたときには
栄養が不足しているのでは?」という判断材料にはなるのです・・。
ということで、白髪と脱毛の講義は終了です。