■♪まだ、 ウクレレお見せします その5
同じくレッスンの際に私が使うウクレレです。 あまり馴染みのないメーカーですが、台湾の 「サムズ」というメーカーのテナー・サイズのUkuleleです。
テナーですが、これは少々 「小ぶり」 のテナーです。

ボディはブック・マッチですが、ものすごいカーリー模様(波状杢)のコア材を使っており、光の加減で材が立体的にさえ見えます。
サウンド・ホール周りにアバロン(アワビ貝)のロッゼッタ(装飾)と、ボディもアバロンでバインディングされ 「きらびやか」 なウクレレです。
おまけにネックのポジションマークはマザー・オブ・パールのインレイ(象嵌)で、結構ハデハデなUkuleleです。
アクィーラというメーカーの 「人工ガット」 のストリングとの相性抜群で、鳴りは 「鈴鳴り」 という表現がぴったりで、それはそれは 「シャラリ~ン」 といった繊細な音色を聴かせてくれます。
これは、High-Gで、しかもソロ演奏、特に繊細な曲目に最適です。
現在、私のソロ演奏の 「スーパー・サブ」 として、特定の曲を演奏する際に使います。
このサムズ 「造りは少々粗いが、悲しいほど良い音色がする」 と評判のUkulele・Makerです。
でも、最近は 「造り」 もかなり良くなったと言われています。
価格は・・・4万円強だったはず・・・この音色で4万円なら決して高いとは言い切れないかも・・・。