■オスロまで列車の旅をする(5)
パック旅行は色々とお客を喜ばせる企画が盛り沢山である。現地では船に乗せたり列車に乗せたりする。 先を急ぐなら飛行機で行けば良いのだが、旅行は道中を楽しむのが目的の1つなので、企画が大事である。個人旅行で同じことをやろうと思えば、2倍の日数とお金が必要となりそうだ。
朝はモーニングコールで起こしてくれるし、食事も自動的に出てくるし、ホテルでは部屋の外にバッグを出しておけば勝手にバスに積んでくれる。
出発時間になればガイドが来て、目的地へ連れて行ってくれる。次の目的地への段取りを考える必要もないし、チップも勝手に支払ってくれる。ボーとしていても、時間になれば添乗員が呼びに来てくれる。
そんな旅行に慣れていない私は、楽でボケてしまいそうだが、でも楽だなー。

ストックホルムからスウェーデンのオスロまでは列車で移動である。駅は日本と違い改札口が無いので、誰でも列車のところに行けるので、スリ、置き引きが横行しているので注意が必要だ。
新幹線に慣れている我々はなんとものどかにノロノロ走る列車に戸惑う。
朝の8時半にストックホルム駅を出て、5時間半も掛けてオスロまで行く。車窓からは森と湖が連続して見える。『北欧は森と湖の国だなー』と感じる瞬間でもある。
そんな時でも旅行社は色々と考えてくれていて、昼食にはなんと幕の内弁当が出た。
これは美味しかったな~。個人旅行では味わえない企画である。
途中で検札係のオジサンが来る。切符を見せると、昔の日本のように鋏を入れる。
1両前は売店列車で、そこは1等車となっている。飲み物を買いに行って覗いてみたが、2等と大した違いはなかった。
そこうしている内に列車は静かにオスロ駅に入って行った。

(おまけの話)
列車が走りだしてから暫くして、同行者の弁理士が『財布が無い』と言い出した。
どこかで財布をすられたらしい。色々と考えたら、列車に乗り込む時に込み合っていて、現地の若者がバッグを列車に乗せるのを手伝ってくれたのを思い出した。
どうもその時以外には考えられない。その青年は途中駅で降りて行ったが、その降りる時に我々の席の横を通る時に小銭をばら撒いた。
私は怪しいと思い、拾うのを手伝わなかったが、あの時にも『馬鹿な日本人から降りる時にももうひと稼ぎ』と思われたのかもしれない。
その後、車掌が『空の財布が落ちていたが、あなた達の物ではないか?』と届けに来た。現金だけが抜き取られていて、カードが戻ったのがせめてもの救いだった。
やはりあいつが犯人だ!その弁理士は我々の中では一番旅馴れていないで、少しボーとした感じである。外国人が見ても、そう見えるのかもしれない。
小金井の自宅から

2月の山中湖
丸ビル方面の夜景
ラーちゃん
隅田川
東京スカイツリー