■世界最長のフィヨルドのソグネフィヨルド(8)
世界最長のフィヨルドはソグネフィヨルドである。そこへはハダンゲルフィヨルドから更に奥へとバスで行く。全長は200キロメートルくらいである。 その始まりはベルゲンという西の外れの町である。水深は1300メートルもあり、そそり立つ山の間を縫うように進んで行く観光船が人気である。
フィヨルドの自然環境を守るという意味から、主流には200キロ以上にわたってどこにも橋が架かっていない。そこで対岸に渡るにはフェリーが運航されていて、いつも満員だ。

シーズン中の観光船の予約はかなり前から満杯となるようで、それが個人旅行を難しくしている。外国人観光客も大勢来ているが、みんな団体旅行である。
船は3階建てになっているが、誰もが最上階の展望階に来たがるので、そこはごった返している。デッキは満員状態なので、思うように写真も撮れない。
ここの写真を撮るために、この旅行に参加したのにー!!結局、思うようなアングルの位置に移動することも出来ず、写真に付いては残念な結果となった。
しかし、晴れ男の私は本番のフィヨルドでも天気に恵まれた。この旅行を通して、一度も雨が降らなかったのは珍しいと添乗員は言っていた。
雄大な自然をしみじみと感じたいと思っていた私は、騒がしくてフィヨルドを堪能できなかった。
日本人は静かに自然を楽しむとおいう習慣を持っているが、どうやら外国人、特にイタリア人は大騒ぎしながら自然を楽しむという習慣らしい。
ソグネフィヨルドをゆっくりと2時間かけて観光船は進み、フロムという町に着く。
そこから今度は山岳鉄道に乗る。これはいわば定番のコースのようだ。世界中から来た旅行者がみんな同じコースを行く。
列車はガタゴトとゆっくりと山を上って行く。途中で景色が良い所で3回ほど臨時停車してくれる。滝のある場所では、みんなが下りて記念撮影をする。
我々の車両はイタリア人グループと一緒だったので、うるさくて参った。でも、イタリア人の方は逆に『日本人って、なんて静かなの!あれで楽しいのかー?』と言っているに違いない。

(おまけの話)
外国人観光客にも色々ある。団体旅行が好きなのは、日本人、韓国人、中国系、アメリカ人、そしてドイツ人である。北欧の人は団体旅行には行かないそうである。
中国系団体客は同じ帽子を被っている。南米系の人達は同じジャンパーを着ている。
分り易くて良い。日本人は控えめに胸に旅行社のバッジを付けている。
騒がしい代表はイタリア人である。船の中でも列車の中でも、自分たちの世界だけになる。
フィヨルド観光の船の上でもカンツォーネを歌うし、みんなが座っているのに自分たちだけ立ち上がって大騒ぎだ。
その内に、チューチューとキスまで始まる。
中国系は一度にみんなが喋るので、うるさいことこの上ない。フランスのホテルでのアンケートで、『日本人は大人しいし、金払いはいいし、ホテルの備品を持ち去らないので一番良いお客様である』との結果が出ている。
小金井の自宅から

2月の山中湖
丸ビル方面の夜景
ラーちゃん
隅田川
東京スカイツリー