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[2007.08.09]
■経営者の仲間入りをしたTさん
私の滞在しているトーヤレイクヒルGCに昨年までTさんという男がいたが、今年から人事異動で系列の伊達CCに移った。彼はゴルフが大好きで、その上、技術や理論に詳しい。 
 
一緒にプレイしたこともあるが、驚くほどの腕ではない。この町には上手な人が多過ぎるという理由もある。 
でもゴルフの技術を教えるのは非常に上手だ。特に女性にはなおのこと上手だ。 
 



伊達市には大きな近代的なゴルフ練習場があったが、今年になり色々な理由から廃業することとなり、それにより伊達市にはゴルフ練習場がなくなってしまった。 
 
そんな時に、今年になってTさんからゴルフ練習場を開業するという話を聞いた。それもゴルフ場に勤務しながらの副業である。廃業した練習場から色々な設備を譲り受けて、すぐ近くのαスポーツの隣接地で開業することとなった。 
練習場の名前は『インターゴルフガーデン』と彼には似合わない洒落た名前だ。 
 
サラリーマンが開業するので資金も限られていて、今までの練習場とは違い、大幅に縮小した練習場になるのは止むを得ない。打席は11席で、ネットまでの距離は30ヤードである。 
 
 
このくらいの距離があれば、打球の曲がりは分るそうだ。開店初日に女房と寿司屋のJちゃんを連れてお祝いかたがた練習に行った。 
31日という月末の平日なので、お客はいない。 
ノートに記帳したら開店以来のお客の第2号だった。料金体系は30分で500円の打ちっ放しである。 
 
時間内に沢山打とうとすると、いい加減な打ち方になってしまい練習にならない。1球入魂だと何発も打てず、損をしたような気分になる。その辺りのバランスが難しい。 
 
彼も遂に経営者の仲間入りをしたが、これから先は経営者の苦労を知ることになるだろう。 
夕食後に気になり、もう一度行ってみた。今度はお客が大勢来ていた。女房はひとごとながら嬉しくなり、『お客さんにお茶でも入れたくなった』と自分の事業のように嬉しそうだった。Tさんは初日は計画していた売り上げがあがり、ホッとしていた。 
 
(おまけの話) 
商売となると、なんでも難しい。だが、人がやっている商売は易しそうに見えるから不思議だ。 
私も色々な商売に挑戦して、数々の失敗を重ねてきた経験がある。 
 
そんなことから、つい余計なお世話の口出しをしたくなる。だから、相談を受けた時には応えるようにしている。Tさんの商売は現金を扱う商売だから、その点が難しい。 
 
私の女房も料理教室では現金を扱っていたので、それによる失敗もあり嫌な思いをした。 
『お金は悪くない人を悪くしてしまう』という魔物のようなところがある。 
 
現金の取り扱いを無難に乗り越えられれば、もう殆ど成功したようなものである。Tさんからも相談を受けたので、その点を特に強調しておいた。 
伊達市のゴルファーの為にも、彼の家族の為にもTさんの練習場の成功を祈っている。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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