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[2007.09.19]
■伊達のヤングシニアが頑張る
K社長から連絡があった。 
15日の朝9時から市営球場で全道ロータリークラブ野球大会があるという。 
こういうお誘いの場合は私も心得ている。私に試合のカメラマンを依頼する連絡である。 
 
野球に出る選手は殆どがお友達であるから断れない。 
前日の夜のサンマの会にもK社長が現れて、試合開始時間を知らせて行った。全道大会と言っても参加チームはわずか4チームだけである。 
 
9時少し前に行くと、両軍は練習をしていた。 
相手チームは強豪の岩見沢RCである。観客席を見ると相手チームは遠くから家族を含めて大勢が応援に駆け付けて来ている。かたや、地元である伊達RCチームは近いのに観客席はパラパラしかいなくて寂しい。選手の奥さんや子供達はどうしたのか? 
 
多分、オヤジの勝手な遊びの野球の試合なんかには興味がないのだろう。普段の行動がこういうところに如実に表れている。また、選手の体型から判断しても、こちらは少し太り過ぎのように見える。試合を始める前から岩見沢RCに負けているようだ。 



試合は結構面白い。最近のシニアは若い。私は彼らをヤングシニアと呼ぼうと思う。 
1回、2回はみんな元気が良い。3回になると怪しくなる。 
 
三塁ゴロでもボールは一塁にはワンバウンドでやっと届く。時にはツーバウンドとなる。 
こうなって来るとお互いのチームにエラーが続発する。これが見ている者を楽しませてくれる。テレビのNG場面の特集を見ているようだ。Rさんが出塁したが、塁から塁へは走るというより競歩みたいに見える。 
 
こちらの選手が高い三塁フライを打った。相手の三塁手がそれを取ろうと上を見上げ過ぎたか、 
ボールを見失いエラーとなった。その後に彼は倒れた。そのまま動かない。 
 
 
重大なことになるかと心配したら、伊達RCの精神病院のO医院長が駆け付けた。精神病院の医院長に誤診でもされては適わないと思ったか、その三塁手はノロノロと起き上った。大事に至らなくて良かった。やはりヤングシニアはそうは若くない。 
 
試合の結果は6対2で伊達軍が負けた。来年の試合は選手が9人揃うかどうか心配だ。 
 
(おまけの話) 
15年ほど前だが、ロータリークラブの友人と2人でタイのチェンマイに行ったことがある。 
タイの特産品のチーク材を日本の商社が買い占め伐採てしまった為に、山ははげ山になってしまった。 
 
そのはげ山を復元するために日本のロータリークラブが協力する為の下見と調査と通訳で私は誘われたのだ。チェンマイの更に山奥の村を訪問し、村長の家に行った。 
 
村長の最大のもてなしは『冷蔵庫で冷やした水』であった。村でたった1台の電気冷蔵庫が村長の家にあるからだ。 
水はコーラの空きボトルに入っていた。 
我々は事情を説明し、チーク材の植林を申し入れた。話はそれで終ったかにみえた。 
 
日本に帰って来ても、なかなか返事が来ない。現地に再度問い合わせて事情が判った。 
『日本人がうまい事を言って我々にチーク材を植えさせて、育った頃に伐採して持ち帰ってしまうんじゃないか?』という疑問が出ていた。 
 
そう疑われても仕方がないような行動をして来た日本人も多いからだ。そこで、『バンコックのロータリークラブに趣旨を問い合わせてくれ』ということにしたら、やっと我々の善意が通じた。 
日本人がアジアではあんまり信用が無かった時代の話である。 
 
  
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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