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[2007.10.25]
■辞めたら表舞台に引きずり出される
夏の間に伊達市でRさんの紹介で千葉商科大学の島田晴雄学長と一緒に来ていた出版社の社長と知り合った。その時はそれで終りだった。暫くしてからその出版社の境社長から電話があった。 
 
『橋本さんが会社を売却した事情を原稿用紙に1000字くらいにまとめてくれないか?』正直言って、あまり乗り気じゃなかった。もう引退して現役時代のことは忘れたかったからである。しかし、Rさんの紹介でもあるし、引き受けることにした。 
 
ところが、これが本に載ることになってしまった。境社長からはゴルフ中に時々、電話がある。ショットをする合間に電話で話す。出版する本のタイトルに付いても意見を求められた。10月12日に出版された本は『社長の幸せな辞め方』である。 
 
この本の中で事例紹介として、仮名で私が登場している。出版社から贈呈された本を読んだら、なんだか他人の話のように感じた。 
もう5年近く前の話だからだ。社長をやっていたことはすっかり忘れていた。 


 
この本は定価が3000円もする。ページ数も330ページもあるハードカバー本である。 
その中で私は5ページだけ載っている。『承継など考えず、事業売却という方法もある』という項目だ。見落とすくらいの量で良かった。少し脚色もある。 
 
境社長から電話があった。『12日の日経に広告を出したら、凄い反響があった。この問題で悩んでいる社長は多いようだ。日経の朝刊を見てくれ』と言う。 
 
 
しかし、私は引退して日経を取るのを止めたので見られない。仕方ないので、12日の分だけ新聞配達所に配達を頼んだ。伊達でもテレビに引きずり出されるし、東京では出版社に引きずり出される。『辞めたこと』が引きづり出される理由なのだから、辞めなきゃ出されなかったのである。 
『引退したら静かに暮らす』という予定が狂ってしまった。 
 
(おまけの話) 
人は色々な場面で色々なことを辞めた経験があると思う。 
仕事を辞めた人、学校を辞めた人、付き合いを止めた人、タバコを止めた人、結婚を止めた人など、普通の人というのは色々と止めている。 
 
私もご多分に漏れず、色々と止めているが、今回はタバコを止めた話である。私はタバコは18歳から吸い始めた。23歳で一度止めた。4年くらい後にまた始めたが、40歳くらいの時に再度止めた。 
 
止めた時はなんでもない時に止めている。元旦からとか、誕生日からとか、この1箱が終ってからとかいうのではない。平日のなんでもない時間に止めて、止めた時にはいつも胸のポケットにタバコを入れていた。だから誰も私がタバコを止めたとは思っていなかった。 
 
いつでもタバコを再開出来るような状態で止めないと、なかなか止めることは出来ない。 
世の中が禁煙に向かっている中で、伊達市はどういうわけか喫煙者が多い町である。知的な人が多い町なのに、どうしてなのかその理由は謎である。 
 
(この本の紹介) 
事業継承3つの選択『社長の幸せな辞め方』 
 
(株)かんき出版  定価 3000円+税
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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