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[2007.12.05]
■テレビは謝罪のオンパレード
最近のテレビニュースを見ると誰かが入れ替わり立ち替わり謝っている。 
よくもまー次々と謝ることが起きるんだな~と感心する。 
昔の人はそう簡単に謝らなかったような気がする。それとも謝らなければいけないようなことをしなかったからかもしれない。 


あまり古い話は忘れているし、次から次へと出て来ては謝るので、いちいち覚えていられないが、覚えている限りでは、最近は北海道苫小牧市のミートホープであろう。 
 
牛の挽肉に鳥だの臓物だの血液などを混ぜていた。 
元々、挽肉なんて何が入っているか分らないのだから、私は信用していなかった。 
次に同じく北海道のお土産の代表格の『白い恋人』の賞味期限改ざんであった。それから次から次へと雪崩のように食品の偽装が発覚した。 
 
お伊勢さんの赤福餅が駄目だと分ったら、同じく御福餅も駄目だった。火事で段々と上層階へ煙が上がって行くように、偽装は船場吉兆から横浜のシューマイの崎陽軒にも及んだ。 
 
それで終りかと思ったら、マクドナルドまでもがやっていた。 
これでは偽装をやっていない会社は日本には無さそうだ。 
 
それでも終らず、テレビはボクシングの亀田兄弟を謝らせ、相撲の朝青龍を謝らせる。 
防衛省の守屋事務次官は国会に呼び出して謝らせる。 
みんな最初はなんだかんだと言い訳をしているが、最後には謝っている。 
 
 
謝り方を見ていると、『本心からは謝っていないなー』という感じを受ける人が多い。謝ることは会社業務の一環のような感じでやっているように見える。 
かなり前の東横インの社長の2回目の謝罪は演技だとしたら本当に上手だった。 
 
謝る原因の大元は必ずお金が関係している。 
もっと儲けようとか、自分だけ旨い汁を吸おうということがその理由だ。お金にこだわり偽装をして、そしてバレてお金より大事なものを失っている。 
不正を働いた会社のホームページを見てみた。 
 
みんなに共通しているのは事務的な謝り方だ。その中で目立っているのが、マクドナルドだった。やはりアメリカ系の企業は謝るのも上手だ。本心から謝っていないのなら、せめて消費者はマクドナルドみたいに、その後の対応に納得させられたいと思う。 
 
でも、次に謝る企業はもっと上手に謝っているように見える方法を研究した方が良い。 
 
添付写真は私の創作の釈迦立像と、もう一体はハワイの仏像展に出す為に制作中の阿弥陀如来像である。謝らないで済むように、社長は仏像でも彫って心を清めて欲しい。 
 
 
(おまけの話) 
日本人は割合すぐに謝る。そこへ行くと外国人はどこの国の人でも謝らない。これは私の経験でも何回もある。外国旅行などでも腹の立つことが多い。 
かなり以前だが、家族3人でロスアンゼルスから成田に戻る時の空港でそれは起きた 
。 
ユナイテッド・エアラインで搭乗手続きをしたら、予約は2人しか無いと言われた。 
詳しく話を聞いたら、我が家は女房と娘が同じイニシャルのM・Hであった為に、航空会社の方が同じ人物がダブっていると勘違いしキャンセルしてしまったようだった。 
 
既にビジネスクラスの席は満杯で、係員はこちらの間違いのような態度で、『エコノミー・クラスが空いているので、そちらにどーぞ』と言う。 
私は怒った。『なぜビジネスクラスの料金を支払って、エコノミーに乗らなければならないのだ!。偉い人を出せ』と言った。驚いた白人女性は奥に引っ込んで上司が出てきた。 
 
そこで事情を話すと、『それではファーストクラスでは如何ですか?』と聞いてきた。願ってもないことである。そこで、私だけファーストクラスに乗って帰って来た覚えがある。 
それでも、その上司も謝りはしなかった。しぶとい奴らである。ファーストクラスに乗ったのは、あれが最初で最後だったな~。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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