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[2007.12.10]
■銀杏の葉が落ちると東京にも冬がやって来る
『日本という国は国土が狭い』という風に考えている人が多いが、そでもない。 
北から南の端までは結構細長く季節も違うのである。 
北海道の友人達から『雪が降った』とか、『タイヤを冬用に履き替えた』などとメールが入る。 
 
一方、沖縄の友人からは真っ青な南の海の写真がメールで届く。 
自分の住んでいる場所が日本みたいな気持になっているが、そうではない。 


伊達の人は驚くかもしれないが、東京都内は今(12月5日)が紅葉の真っ盛りである。普段は気が付かないが、この時期になると東京には凄く銀杏の並木が多いのに驚く。 
 
黄色に紅葉した銀杏並木が続き、地面には黄色い銀杏の葉が絨毯のように続く。 
特に銀杏並木の目立つのは23区、特に千代田区、中央区、港区、新宿区などのオフィスビル街である。近代的なビルと銀杏の黄色はよく似合う。 
 
 
なぜ都内に銀杏並木が多いのか不思議だった。 
そこで調べてみたら、大した理由じゃなかった。銀杏は夏は大きく枝を張り、木陰を作る。秋には紅葉で綺麗である。そして、なによりも公害に強いので並木に使われるそうだ。 
銀杏は排ガスにも負けず、都心のビル街で頑張っている。 
 
そんな中で一番有名な銀杏並木は神宮外苑の南側の通りだろう。 
ここはお洒落な道ということもあり、よくファッション雑誌にも登場する。私がここを通り掛かった12月5日は丁度、『銀杏祭り』をやっていた。並木道では写生をする人、写真を撮る人、散歩をする人で溢れていた。 
 
銀杏は東京都のシンボルの木である。東京都の花はソメイヨシノである。ついでに東京都の鳥はユリカモメである。お台場に行くモノレールにその名が付けられている。 
 
東京大学の徽章も銀杏である。そういうわけで銀杏というと東京都ということになっている。 
銀杏の葉が全て落ちると、いよいよ東京にも冬の季節がやって来る。 
 
 
(おまけの話) 
神宮外苑は色々な施設が揃っている。先ずは六大学野球で有名な神宮球場である。 
更に神宮競技場、絵画館、そして神宮プールがある。 
このプールは東京オリンピックの時に競泳競技に使われた。私はここで泳いだことがある。 
 
オリンピックの時ではなく、国体の東京都予選水泳大会の時である。私の通っていた学校は中学高校と繋がっているいわゆる進学校であった。 
中学3年生の時だと思うが、学校にプールが出来て、その時に水泳部が出来た。 
私は友人に誘われて水泳部に入った。 
 
その時の部長はO君でいまはサンフランシスコに住んでいる。私は競技種目として背泳を選んだ。 
その翌年に国体予選があり、私は母校を代表して100メートル背泳に出場した。 
その時に同じ予選の組に小金井で1年先輩のMさんが他校から出場していた。ピストルの合図でスタートし一生懸命に頑張ったが、結果はビリだった。 
 
なんと100メートル競技なのに、私はMさんに25メートルもおいて行かれた。 
その時のMさんは背泳で高校の東京都新記録保持者だったのだ。それ時以来、この年になっても私はMさんに頭が上がらないのである。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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