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[2007.12.19]
■東京にやって来たイコロのTさん家族(1)
毎年の夏には伊達市でイコロ農園のTさんにお世話になっている。 
ゴルフ場のコテージに住んでいるからといって、毎日ゴルフをするわけではない。用事の無い日は先ずイコロ農園に顔を出す。 
 
そこでTさんから指示があれば、農作業の手伝いをする。 
それも疲れない程度なので、Tさんは私のことを『30分農業』と悪口を言う。でも、今年の夏にTさんが東京にジャガイモを売りに行った時は、留守を預かった私は1日掛かって200キロものジャガイモを掘り出した。 
 


秋になって東京に戻っても、伊達から色々と連絡が入る。 
中には東京に出て来る人もいる。そんな人達の代表がイコロ農園でお世話になったTさんである。今回は2泊3日で家族5人での上京である。 
晴れ男の私のことだから、Tさんの滞在中はやはり晴天であった。 
 
東京の中心である東京ミッドタウンの中央広場で午後4時に待ち合わせをした。遠くから見たTさんの家族は東京の風景に溶け込んでいる。 
Tさんは伊達では農民という雰囲気を出しているが、東京に来れば都民という雰囲気を出す。 
 
こういうのを適応力が強いというのだろうか? 
Tさんも彼の奥さんも東京生活が長かったので、全く違和感は無いようだ。 
お上りさんがよくやるように、キョロキョロなんかしない。 
『しないよう』に努力しているのかもしれない。 
 
東京ミッドタウンの中を見学してからTさんの為に夕食の予約をしてある人形町の芳味亭に行く。 
 
 
芳味亭は下町のしもた屋をそのまま使った日本の洋食店で、それこそが本来の東京であると私は思っている。高層ビルや洒落た店なら札幌にもある。 
しかし、芳味亭のような店は札幌にも伊達にも無いと思う。 
 
玄関の格子戸を開けたら、部屋への上がり口で海老フライを食べているカップルがいた。我々は2階の奥の部屋でお勧めのハヤシライスと洋食弁当を食べながら、旧交を暖め、更に雪景色となったイコロ農園の様子を聞く。 
その後は女房が子供の頃から通っている初音で『杏みつ豆』を食べる。 
 
 
人形町の片隅で同郷の会を開いたような感じで、なんだか胸がキュンとなった。明日は小金井の自宅に来てもらうことになっている。 
 
(おまけの話) 
ある時、ある人から聞かれた。『橋本さんは伊達市という全く縁もゆかりも無い土地でどうしてそんなに友人が多く、しかも町に溶け込んでいるの?』 
その当事者の私も実はその理由がよく分らない。ただ言えることはある。これは移住希望者の人達には多少は参考になるかもしれない。 
 
第1に私は人間が大好きである。老若男女・上下の隔たり無く好きである。そして、一度知り合ったら、その関係を持続させるような努力をしている。 
その点、今の時代はインターネットという便利な道具があるので、メールアドレスを教えてもらうと便利である。 
 
友人関係を継続する上で一番大事なことは『メンテナンス』であろうと思う。 
自動車も友人関係もメンテナンスが悪いと、いつか止まってしまう。特に引退したら、こちらから働きかけないといけない。相手は現役の人の場合が多いので、向こうから連絡をして来るほど暇じゃない。 
 
自分のことは自分では分らないが、他人のことは割合に分かる。だから好かれる人、嫌われる人は私から見ても分かる。 
その結果、もしかしたら、私ではなく女房が好かれているのかもしれないと思った。 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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