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[2007.12.26]
■猫と話をする私の女房
私の女房は大の動物好きである。 
家では猫しか飼っていないが、外では鳥を沢山飼っている。いつも大量の小鳥の餌を買い込んで来て、庭の木の枝に2か所の餌箱を吊るしている。 
 
しかも、この餌箱はわざわざ数年前にカナダから買って来た。 
動物好きの彼女だが、オスは嫌いだと言う。 
『動物も人間もオスは下品だ』と言う。私もオスなので下品らしい。『どうして判るの?』と聞いたら、『顔を見れば判る』と言われてしまった。 


テレビで動物が出ると、かなり珍しい動物でもその名前を言える。だから当然のことであるが、北海道の有名な旭山動物園にも行っている。 
どこへ言っても猫に会うと、彼女は猫語で『ニャーオー』と挨拶をしている。 
 
どうしたことか、相手の猫もそれに応えている。『私は猫語が判る』と言っているが、もしかしたら本当に女房は猫語が判るのではないかと最近は私も思っている。 
 
或る日のこと、女房が急に『井の頭動物園に行かない?』と言い出した。もう寒いので動物園はなーと思ったが、ここで断ると後が怖い。 
そこがリタイアした男の情けないところである。 
井の頭動物園は寂しい動物園である。 
 
キリンも居なけりゃカバも居ない。大きい動物はゾウが1頭だけである。あとはその辺に居る動物である。 
 
 
アライグマ、ハクビシンなどは最近はその辺に居るようになり、住民が困っているほどである。そんな動物ばかりの井の頭動物園でも女房は楽しんでいた。 
リス園では可愛いリスが私の足元から登って来たのには驚いた。 
 
 
旭山動物園みたいな刺激のある動物園もいいが、田舎に廻ってくる侘しい移動動物園みたいなのも何故か心が休まるから不思議だ。 
お客は小さな子供を連れた若い家族だけで、ここに来ればお金がかからないというのが、その理由のようだ。 
 
成人は400円で、私は65歳以上なので、入園料は200円だった。なんだか申し訳ない気がした。 
帰りに女房から、『次回は多摩動物園に行こう』と言われてしまった。 
 
(おまけの話) 
我が家のラーちゃんの話である。以前にも書いたが、我が家の愛猫ラーちゃんは東欧のウズベキスタンからやって来た雌のノラ猫である。 
ウズベキスタンの町をうろついていたところを、商社マンの私の甥っ子に拾われて日本まで連れて来られたのである。数奇な運命とはこういうのであろう。 
 
彼女の朝は早い。午前4時頃から起き出して、家の中をウロウロしているらしい。 
午前6時になっても私が起きないと、布団の上に乗って動き回る。『早く起きろ!』という合図のようだ。 
ところが、夜は早い。我々が起きていてもお構いなく、自分は自分の生活リズムがあるらしく、午後9時になると寝室へ引っ込んでしまう。 
 
食事の時は我々の間の椅子に腰かけて食べ物を欲しがる。好きなものは甘い物で 
ある。特にあんこが好きだ。他には、ほたて貝、イカなども大好物である。 
 
内陸のウズベキスタンには新鮮な魚介類は無いと思うが、日本まで連れて来られて彼女は幸せなのだろうか? 
猫語の判る女房に聞いてもらったら『幸せです』と言っているとのことだった。 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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