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[2008.02.20]
■メジャーになった私の先生
私の仏像の先生は榎本宣道という仏師である。 
この道を35年も歩いて来ている大先生であるが、私より若い。 
世の中の常識では、先生は生徒より年が上というのが普通ではないかと思う。ところが、その教室は生徒のほとんどが先生より年上という変な教室である。 
 
私は中野坂上の成願寺の仏像彫刻教室に通い出して2年ほど経つが、その割には古株のような顔をして通っている。 
そこでは毎週第一と第三金曜日に仏像彫刻教室が開かれている。 
 



2月の第3週目の教室に行った時の話だ。 
先生が珍しく週刊誌を持っていた。しかもそれが女性週刊誌だから驚く。 
どうしのかと思ったら、『私が週刊誌に載った』と言う。 
 
一般人が週刊誌なんかに載る場合は大体、良くないことか、変なことで載る。 
先生は女優とのロマンスとは縁遠いので、何かの被害者になった話かと思った。ところが、見せてくれたページには、なんと先生が漫画で登場していた。 
 
 
それは『週刊女性』の2月19日号で、見出しは『今、エンタメお寺がアツい!、お坊さんと遊ぼっ!』となんとも軽い。 
最近の週刊誌の女性編集者はノリの良いことばかりを考えていて、遂にお寺までエンターテイメントにしてしまった。 
 
私も軽い気持ちで仏像彫刻をやっているが、ここまで軽くはない。 
この記事を読んだ若い女性が我が教室の生徒になることは大歓迎だが、でもあまりに軽い気持ちで来られても困るな~。 
 
先生は『この記事を読んで来る女性はいないよ』と達観している。でも、最近はNHKの仏像に関するテレビ放送や、上野での仏像展の影響か、この教室でも生徒が増えている。いよいよ私の先生もメジャーになりつつある。 
 
(おまけの話) 
ハワイでの仏像展が成功に終ったので、私が先生に『反省会を開きませんか?』と提案した。ところが先生は『もう済んだことだから、今さら反省してもしょうがないので、反省会ではなく打ち上げ会をやろう』と言う。 
 
そういえば、ハワイの荒了寛和尚もサヨナラ・パーティの時に、『誰も死ななかったのだから、成功だー!』と、よく分らないことを言っていたのを思い出した。 
そこで実行委員会のメンバーだけで打ち上げ会を開催した。場所はいつものJR新宿駅西口近くの居酒屋の『天狗』である。 
 
委員長の私の挨拶に始り、先生が挨拶をし、会計のSさんが詳細な会計報告をする。私は酒を飲まないので、幹事は気を遣ってくれて食べ物を多く注文してくれる。 
 
今回の『仏像 in ハワイ』が予想以上の成果を上げたので、次は私の提案で伊達の大雄寺で仏像展を開催することを決めた。 
でも、まだ大雄寺には何も話をしていないが、大丈夫かなー?小松さん! 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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