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[2008.02.25]
■イタリア人のような建築家のSさん
伊達市で建築家をしているSさんが仕事で上京した。 
その時にわざわざ小金井の我が家まで立ち寄ってくれた。 
先日のメールでは『橋本さんに元気をもらいに行きます』とあった。 
 
その日に羽田空港から帰るSさんは小金井に来るのは結構面倒である。 
小金井は新宿駅から電車で25分とはいえ、例えて言えば、札幌で用事を済ませて千歳空港から帰る人が伊達市に来るようなものである。こうまでして我が家に来てくれる伊達の人達には感謝感激である。 
 



午後2時過ぎに現れたスポーツマンのSさんはいつものようにダンディである。 
ストライプ柄のワイシャツに黒の上下のスーツはSさんのトレードマークである。私よりも目立つようになった白い髪は、その黒のスーツによく似合っている。 
田舎の人と言うと怒られるが、伊達の人とは思えないお洒落な男である。昨年の夏以来の再会だというのに、全くそんな感じを受けない。 
 
それも頻繁にやりとりをしているメールのお陰であると思う。 
話は仕事のこと、奥さんのこと、伊達の友人達のこと、私の仏像のこと、Sさんが引退した後のことと尽きない。 
 
そんな話の中でお昼ご飯のことに話が飛んだ。 
伊達では働いている人はかなりの割合でお昼は家に帰って食事をする。 
Sさんもそうしている。これは東京では考えられない。 
 
家に帰るには1時間半も掛かってしまい、往復で3時間で食事時間が1時間だとすると合計で4時間じゃ仕事にならない。伊達の人は家に帰るのに5分か10分で帰れる。 
食事をして昼寝をしてからまた会社に行っても間に合う。 
 
これはよく考えてみたらイタリア人の生活である。 
よく食べ、よく飲み、よく遊び、よくお喋りをしてという生活スタイルはイタリア人そのものである。東京であくせくするより、伊達で生活した方が幸せかもしれないと思った。 
 
1時間半くらいの短い滞在であったが、元気をもらいに来たSさんに私が元気をもらってしまった。もっとも、引退した私に元気をもらおうというのが間違っているのだが・・・・。 
 
 
(おまけの話) 
Sさんとの会話では面白い話が山ほどあった。 
でも、ブログには公開出来ない話が多いので、それがとても残念である。 
最近のSさんは年齢から来る老化も原因の一つだと思うが、腰痛に悩まされている。若い頃に柔道選手だったことも影響しているのかもしれない。 
 
そんなことから冬の娯楽のスキーも出来ないし、これから春に向かうというのにゴルフも出来ないようだ。スポーツマンのSさんはストレスが溜まっている。 
でも精神だけは全く老化していない。 
相変わらず女房にもワンマンを通しているようだし、子供にも厳しい態度で接している。 
 
Sさんを見ていると、『昔のオヤジというのはこんなだったなー』と思う。あの体の大きさで叱られたら、女房や子供は震え上がるに違いない。 
でも、心はとても暖かく優しいオヤジであるのを皆は知っている。そんなSさんが早く腰を治して、前のように300ヤードのドライバー・ショットを見せてくれるのを楽しみに待っている。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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