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[2008.03.06]
■アメリカ大統領予備選挙(1)ロスから
テレビのニュースでもアメリカ大統領予備選挙の報道が連日のようにある。 
3月5日時点ではオバマとヒラリーが民主党の候補者で接戦を演じている。 
 
でも、いまひとつ分らないことがあるので、ロスアンゼルス在住の女房の従兄弟に質問してみた。 
そうしたら親切に解説をしてくれたので、分っている人はともかく、分らない人にお知らせします。 
少し長い文章になるので、2回に分けてお送ります。 


(Iさんからの報告・その1) 
アメリカ予備選挙は民主党からの代表と共和党からの代表を選ぶための選挙で、党のCONVENTIONで各党から一人、公式に決定します。 
その後、11月に最終選挙をします。 国民は2回選挙に参加します。 
 
選挙権を得る為には、各郡のREGISTRATION OFFICEで自分で登録をしなければなりません。その際、自分が民主党か共和党かを登録します。 
どちらでもない人は、INDEPENDENCE という部類に入りますが、予備選挙は党の代表を選ぶので、INDEPENDENCEの票は数えてくれない州、また党があり不利です。 
 
今は予備選挙で沸騰している状態ですが、1月にアイオワ州で始まった予備選挙は既にCALIFORNIA州の予備選挙を終えました。 
 
共和党と民主党の違いについて。 共和党は保守派で日本でいえば、自民党的で、支持者は農村部とか州の内陸部に多い。 民主党は革新派系で、大都市に支持者が多い。 
 
アメリカではキリスト教と政治の関係を切り離せずにいることが、この国の特色をよく表している。FUNDAMENTALISTと呼ばれる聖書に忠実な人々が驚くほど沢山いて、そういう人たちが、共和党のミットロムニーとかハカビーを盲目的に支持している。 
いまだに堕胎は聖書に反しているとか、同性愛は神の怒りに触れるとかーーー。 
 
しかも聖書の一部だけを取り上げて全体的な視野を失って、狂信的に振舞うところがアメリカの深い病的なる部分であります。 
この国は非常に進歩的でリベラルな人もいると同時に、いまだに19世紀の山奥に住んでいた開拓者のような人々もざらにいるということで、この広い国土全体からの賛同を得るのは実に困難な事だと思います。 
 
 
(おまけの話) 
今から45年前に当時のアメリカ大統領であったジョン・F・ケネディがダラスで暗殺された。その翌年の1964年に羽田空港でライシャワー駐日アメリカ大使が暴漢に襲われて負傷した。その時の輸血が原因でライシャワー大使はC型肝炎に掛かり一生苦しんだのである。そして、その年に私はニューヨークに渡った。 
 
そしてワシントンにあるアーリントン墓地のケネディの墓にお参りしたことがある。 
アメリカはケネディの後、副大統領であったリンドン・B・ジョンソンが大統領に就任した。 
後にケネディ暗殺は色々な本になったり映画化された。 
 
その中でジョンソン大統領がケネディ暗殺に関わっていたという説もある。 
また先日のテレビ放送では『自分がケネディを暗殺した』という男が刑務所の中から電話出演をしていたが、状況証拠から見ると、本当らしいと私は思った。 
何年経ってもケネディ暗殺は謎であり、時々話題となる。 
 
前回のブッシュ大統領の選挙の時は票の数え方に問題があったし、アメリカという国は彼らが他国に言うほど正義の国ではないように感じる。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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