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[2008.04.15]
■隣りから来た蕗は誰のものか?
桜の花が終るといよいよ春本番である。 
人々は陽気になり、どこでもいいから外に出たくなるようだ。植物も次々と芽を出す。 
ところが伊達市はまだ桜が咲かないというから驚く。 
我が家の猫の額のような狭い庭にも色々と出る物がある。 
 
今はその庭を占領しているのは殆どが蕗(ふき)である。 
この蕗は狭い庭の3分の2を占領している。 
しかしこの蕗は我が家で植えたものではない。 
15年くらい前から我が家に徐々にやって来ているインベーダーなのである。 
どこから来ているかというと、お隣さんの庭からである。 
 



この蕗は20年くらい前に亡くなった隣の家のお婆さんが植えたものである。 
それが、いつの間にか、我が家とお隣さんを仕切るブロック塀の下をくぐり抜けて我が家の庭に進出して来ている。 
 
蕗は西から東へと太陽に向かって延びて行く性質があるようだ。 
気が付いた時は、全ての蕗が我が家の庭にやって来てしまい、お隣さんには全く蕗が無くなってしまった。 
全島民が移住した三宅島のようなものである。 
 
1年ほど前のことである。お隣さんの奥さんが我が家にやって来た。そして、こう言った。『うちの蕗がそちらに行っているので、取らせて下さい』。 
私は唖然として返答に困った。 
 
私が『来て欲しい』と言ったわけではない。また、盗んだのでもない。その奥さんの言い方はなんだか、チョット遊びに来ているという感じである。 
この場合、『蕗は誰のものか?』。それが大きな問題である。誰か教えて下さい。 
 
そんなら『全部、根っこごと持って行ってくれ!』と言いたい。今ではせっかく植えたジャガイモ畑を侵食して来ていて迷惑をしている。 
なんでも知っているRさん、これはどうなんですかー? 
 
(おまけの話) 
その隣りから来た蕗を食べた話である。 
女房の友人が毎年春になると駿河湾で上がる桜エビをくれる。今年も昨日、届けてくれた。 
桜エビはこの時期に駿河湾でしか獲れないので、もらうのが楽しみでもあるし、もらうと『あー、春だなー』と感じる。 
 
また、他の友人が採れ立てのタケノコをくれた。 
小さ目の柔らかい物だ。 
庭にはイヤと言うほど蕗が出ている。 
更に、根付きミツバを使った後に、庭に根だけを植えておいたら葉が出ていた。そんな時に頼んであった戸隠そばがクール宅急便で届いた。 
そこで、今日の昼食は女房の提案で『春のかき揚げ付きもり蕎麦』に決まった。 
 
 
桜エビ、蕗、ミツバ、タケノコのミックスかき揚げは春が一杯詰まっていて、爽やかな味がした。 
引退して心が穏やかになると、こんなことでも春を感じて楽しめる。 
お昼は安上がりだったので、夕食は外食として、そのついでに映画『フィクサー』を見に行こう。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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