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[2008.05.21]
■グリーンもいいが、ホワイトもいい。
伊達に戻ったKさんは、その日の夜から毎日、私に電話をくれる。 
『無事、伊達に戻った報告』から『東京見物の御礼』、『写真送付の御礼』、『イコロ農園の報告』、『今年の夏に製作予定の登り窯の計画』、などなど、次々と電話をしてくる理由がある。 
 
そんな中に『ホワイト・アスパラの送付』という話題があった。 
Kさんは『北海道名産のホワイト・アスパラが手に入った。 
これは美味しいから橋本さんに送ります』と、嬉しい電話だった。 
先日はイコロ農園からグリーンアスパラが届いたので、これで緑と白の両方のアスパラが揃った。 
 



アスパラガスを作るのはなかなか難しいそうだ。 
壮瞥町の農家のIさんは、今年の春の冷え込みで自分の畑のアスパラガスが全滅してしまったと連絡があった。 
そのIさんが指導して植えたイコロ農園のアスパラガスは幸いにも難を逃れてなんとか育つことが出来た。 
 
勝手にイコロ農園の農業指導員をしているIさんはアスパラガスを増やす為に、Tさんに『今年は収穫を控えて株を増やした方が良い』とアドバイスをしていたのを私は知っている。 
そこでイコロ農園のオーナーのTさんは我慢をして、今年はたったの2本しか収穫しなかった。 
 
それなのに、Iさんはこともあろうか、指導員の権利と思ってか、そのアスパラを自分で収穫して東京の私に送って来た。 
Tさんはそこで自嘲気味に、『私は小作人だからねー』とメールを寄越した。 
私はなんだかそのアスパラを食べ難かったな~。 
 
Kさんから送られたホワイトアスパラだが、その日の夕食に出た。ホイル焼きとグラタンというメニューだった。 
美味しかったな~。なんだか北海道の香りが部屋中に広がったような気がした。 
 
2人では食べ切れない量だったので、友人達にもお裾分けした。 
これがいずれ他の物になって帰って来る。・・・・と、思う。 
不遜だが、鮭の稚魚の放流みたいだなーと、一瞬思った。 
 
(おまけの話) 
Kさんが東京に来ている間に私は予定していた観光が終ると、その日の夜に写真付きの報告書を作成して、留守家族とRさん初め何人かの伊達の人に送っていた。 
 
そんな中でRさんはKさんの東京観光を自分のことのように喜んでくれて、私の携帯にメールを2回も送信して来た。 
Rさんの了解を取ってはいないが、Kさん同様に素晴らしい人柄のRさんを紹介したくて、そのメールを公開します。 
 
『写真に写っているご夫妻も、また感心する言葉もKさんの最高のお人柄が出ていて、見ている私も何だか暖かい幸せな気持ちにさせられます。このような素晴らしい雰囲気を持つ先輩は伊達にもそう多くはいません。』 
 
『Kさんご夫妻が富士山を見て感動したとのこと、よかったですね。以前に橋本さんにお話しをしたことがあると思いますが、私は富士山が大好き人間で、何回見ても都度感動します。ですからKさんの感動が自分のことのようです。 
 
三年前に山中湖に行きました折りにも、あまりの素晴らしさにその場所から橋本さんにメールを入れた記憶があります。富士山も野田岩の鰻も、今日は良かった、よかった。』 
 
Kさんの東京滞在中にRさんからのこのメールをKさんに見せたら、Kさんは照れていて、『Rさんにお土産を買わなくちゃなー』と言っていた。 
Rさん、Kさんからのお土産を受け取りましたかー? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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