■最高の人生の見つけ方
府中の東宝シネマ・コンプレックスに映画を見に行った。 私も女房も映画が大好きなので、カードを作り『6回見たら1回タダ』という権利を得ては時々、行使している。
今回見た映画のタイトルは『最高の人生の見つけ方』である。
私の好きな俳優のジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演している。
物語は余命が6ヶ月と知らされた2人が病院で出会い、人生の最後に何をするかというとことを書き出し、それを一緒にやって行くという内容である。
人生の終盤に差し掛かった私にとっては、身につまされるテーマだ。後は見てのお楽しみとしよう。
60歳以上の方にはお勧めです。
人はそれぞれに人生の楽しみ方が違うと思う。
ブランド品を買って幸福感に浸れる人もいるし、お金を溜めることに喜びを見出す人もいるし、仕事での成功しか頭に無い人もいる。
私の場合はどうかと言うと、それが困るのである。
そんなことは考えないで生きて来たのであるから・・・・。
強いて言うなら、『好奇心を満たしたい』ということかもしれない。
今までに私がやって来たことは、仕事も遊びもみなそれが基本のような気がする。
今はその私の好奇心に付き合わされている伊達の友人達は気の毒だなー。
ところで、伊達市には映画館が無い。
室蘭まで行けばあるが、それも希望の映画はなかなか掛からないので、夏の間は映画は見られない。
そこで、伊達に行く前に飽きるほど映画を見る。
5月になってから見た映画は次のものである。
『チャーリー・ウイルソンズ・ウォー』、『ハンティング・パーティ』、『靖国・YASUKUNI』、そして『最高の人生の見つけ方』の4本である。
Rさん、伊達市に映画館を作って下さい。

(おまけの話)
映画館で時間待ちをしている時に伊達のKさんからメールが入った。『いま伊達温泉に行った。腹がへったのでホテル・ローヤルの朝食バイキングに来ている』と相変わらずの日曜日のようだ。
そこで私が、『いま女房と映画館に来ている。映画のタイトルは(最後の人生の楽しみ方)ですが、人生の終盤に差し掛かって来たKさんにはお勧めの映画です』と返信をした。
するとすぐに再度返信があり、『橋本さんと一緒にしないで下さい。息子がまだ15歳なんですから!』と怒られてしまった。
そのKさんはダンディで、ゴルフは上手いし、女性にもてるし、ボンゴは叩くし、正に歩く伊達男の見本である。いつまでも、そのままでいて欲しい。

添付写真は私の前立腺癌用の薬箱である。
飲み忘れが無いように、女房が300円ショップで買って来てくれた。
これを伊達にも持参して、10月に東京に戻って手術をする日まで飲む。
『忘れないように』といって買って来てくれたのに、後で調べたら1ヶ月で4ヵ所に薬が残っていた。
こうなるとボケの薬も必要かもしれない。
映画と違い、私の人生はなかなか最高というわけにはいかないのである。
ウズベキスタンからやって来たラーちゃんだけが最高の人生を見付けたようだ。