伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:2] [昨日:0] [617] rss feed
[2008.06.11]
■伊達の人が知らない都会の風景
都会の人達はいつも忙しそうにしている。 
それが都会人の証になっていて、本人もそれに満足しているるようだ。 
だが、私はそんな都会に住んでいながら暇人である。 
でも、暇人にも少しは良いこともある。 
暇人は忙しい人の見えない物が見えるという特技を持っている。 
例えて言えば、いつも自動車で走っている道を歩いてみると判るが、今まで気が付かなかった店や家や花や犬などが見えて来る。 


都会には見えた方が良い風景と、見たくない風景というのもある。だが、見たくない風景の方が多いというのも悲しい現実である。 
電車に乗れば、向いの席のネーちゃんがバッグから化粧道具一式を取り出して、入念に化粧を施しているというのはもはや普通になってしまった。 
 
パンやおにぎりを食べているのも普通である。 
こんなことは私の若い頃には全く無かった風景である。 
そんな時に、新宿丸ノ内線の地下道で、面白いポスターを見付けた。 
 
 
『家でやろう』とは、なんとも直接的で判り易い標語だ。 
こうでも言わないと分らないのが、いまのネーちゃん達なんだろう。 
 
若いサラリーマンは電車の中でエロい漫画を読んでいる。 
それを見ているこちらの方が赤面する。 
また、他のサラリーマンは無心に任天堂のゲームをやっている。 
東京のサラリーマンはみんな馬鹿になったか、幼児に戻ったかと思う。 
 
ある時、ニコンのサービスセンターに用事があって行った時に、そこから隣のビルの屋上が見えた。 
そこには真っ赤なチョッキを着た男達がたむろしている。 
何事かと思ってよく観察したら、そこはビックカメラの屋上で、彼らは社員で休憩時間中らしい。 
奇麗な店の裏は見せないが、思いがけず、上から舞台裏を見てしまった。 
 
 
(おまけの話) 
この写真を撮った日に新宿のいつもの居酒屋で『仏像 IN 伊達』の実行委員会が開催された。 
議題はかなり細かいところまでに及び、現地での各自の行動予定になって行った。 
参加者はまだ決定していないが、10名は楽に越えそうだ。 
 
実行委員会の委員の皆さんは仏像展のことよりも、『美味しい寿司が食べたい』とか、『観光客が行かないような場所に行きたい』とか、『こんな機会でなければ出来ない体験をしたい』と難しい希望を出して来る。 
私は『なんでもOKです』と大風呂敷を広げてしまった。 
 
中には『ウニとイクラが山ほど乗ったどんぶりものが食べたい』と、もう仏像展から大きく逸れて、グルメ旅になっている人もいる。 
私は大勢の人達の色々な希望を聞き入れて、伊達市の滞在が思い出深いものになって欲しいと願っている。 
その為には伊達市の友人達の協力が欠かせない。 
その時はよろしくお願いします。 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(0)

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
URL:
*コメント:
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
ブログ検索
最近のスナップから
2月の山中湖 
 
丸ビル方面の夜景 
 
ラーちゃん