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[2008.06.12]
■問題のねんきん特別便が来た
年金問題が報道されてから、いまだに混乱が続いている。 
私も若い頃は年金なんかに全く興味が無かった。 
ところがリタイアして収入が無くなってみると、年金ほどありがたいものはないと思うようになった。 
2ヶ月毎の偶数月の15日に年金は2ヶ月分がまとめて振り込まれる。 
だから今月は6月15日になるが、その日が日曜日に当たる為に、6月に関しては明日(13日)に振り込まれるはずである。 


社会保険庁の杜撰な年金管理のせいで、多くの人のデータが行方不明となってしまっている。 
また、他人のお金だと思っていたのか、年金の掛け金を勝手に流用して、それこそ湯水のように使ってしまっていたことが判明した。 
 
殆どの人は老後は年金だけが頼りで、それで死ぬまで生きてい行く。その為に現役の時に、営々として年金の掛け金を支払い続けて来た。 
そのデータが無くなったと簡単に言われては困る。 
 
5月14日に『ねんきん特別便』というのが私のところにも来た。 
 
 
幸いに私の場合は転職をしていないので、送られて来たデータに不備は無かった。それを見ると、私は掛け金を466ヶ月支払っていたらしい。 
年金というのは引退してから支給されるので、支払っている時にはズーと先のことなので、あまり深く考えない。 
 
いまになって社会保険庁は自分のミスを棚に上げて、『領収書を持って来い』なんてバカなことを言っている。 
何十年も前の領収書を持っている人など居るわけがない。 
 
 
支払ったことを証明出来ずに、年金額が減らされてしまったままで、死ぬまで悔しい思いをして行く人のことを思うと可哀想でならない。 
なんとかならないものだろうか? 
 
取り返しのつかないことが起きる可能性のある時は、慎重にことを進めるべきだし、データのバックアップも必要である。 
この問題を起こした役人は法廷に引きずり出して、罰を与えるべきだと思う。本当はそれでも足りないのだが・・・・。 
 
(おまけの話) 
年金の掛け金を支払っていたのに、『支払っていない』と言われた人がかなりいると聞いた。私にはその理由が分かる。 
会社というのは長い歴史の中で浮き沈みがある。 
巧く浮かび上がればいいが、そのまま沈んでしまう会社も1年に数千社はあるのが現実である。 
 
会社経営の経験から言うと、経営が悪くなって来ると、最初に資金繰りが難しくなって来る。そうなると、銀行もなかなかお金を貸してくれない。 
すると、支払いが出来なくなるということになる。 
 
会社を続けて行く為には、仕方なく、支払いを延ばしても文句を言われないところから支払わなくなる。 
仕入れが出来ないと商売を続けられないので、仕入先には優先して支払う。すぐには文句を言われないのはどこかというと、厚生年金や健康保険の掛け金や税金である。 
 
そこで、社員からは年金の掛け金を給料から天引きしておきながら、それを社会保険庁に支払わないということが起きる。 
そうしている内に会社が立ち直れば良いが、大体はそんな会社は駄目になる。だから、本人は支払っているのに、社会保険庁では『もらっていない』ということが起きる。 
このことは今後も起きると思われるので、なんとかしないといけない。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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