■定額給付金を何に使うか?
政府が不況対策として、全国民に定額給付金を支給するという話があった。 テレビや新聞の報道でそれを知った時は、『他にもっとやることがあるだろうが!』と怒っていた私である。
世の中には、1万2000円が必要な人は確かに居る。
でも政治というのは、もう少し大局的に日本の将来を考えて欲しいものである。
色々な意見があるのは知っている。
私がブログで政治を語る資格が無いのも知っている。

なんて言っていながら、小金井市役所から『定額給付金申請書』というのが送られて来たら、ガラッと人が変わってしまった。

お金は誰でも、もらえば嬉しいものである。
でも、それが困るのである。
昔からお金が人を誤らせて来た歴史がある。
それでも、私はいそいそと申請書に必要事項を書き込んで、それをポストに入れた。

そして、その定額支給金が5月27日になって振り込まれた。
これは景気浮揚の為の支給金なので、国民の義務として使わないといけない。
そこで夏用の上着を買って、家族で六本木ヒルズの高級寿司屋へ食事に行って、それで政府の希望通りに全部消費するつもりが、予算オーバーとなってしまった。

でも、振り込まれたお金は銀行から下ろさずに、財布の中のお金を使った。それでもいいのかなー?
同じお金だし、印が付いていないからいいかー。
(おまけの話)
誰でも、お金にまつわる話は多い。私も例外ではなく多い。ただ、ここには書けないような話が多いのも事実である。
そこで今回は、我が家のお金に関する可笑しな事件である。

これは以前にも書いたかもしれないが、ボケで書いたかどうかも忘れた。
昔のことだが、庭の植木の手入れをしてもらう為に、植木屋さんを呼んだ。
そして支払の段になり、用意したお金が無いことに気が付いた。なんと、それは女房が庭でゴミと一緒に燃やしてしまったのである。
庭にあった燃えカスをそっと菓子箱に入れて、女房は日銀本店に持って行った。
係官はそれを大きなガラスの上に置き、下からライトを当てる。そして、嬉しいことに10万円が全額戻って来た。
あまりの嬉しさに女房は向かいの三越デパート本店で、それをパッと使って帰って来た。それで良かったのかなーー?