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[2009.06.08]
■イコロ農園で出会って、目黒で再会
昨年の夏にイコロ農園で農作業をしていた時のことである。 
東京から伊達市に移住したHさんが東京から来た友人3人を連れてイコロ農園にやって来た。 
帰りの飛行機の時間調整の為だろうと思う。 
 
3人を紹介されて、取り留めの無い話をした覚えがある。 
名刺はもらったが、もう2度と会うことも無いと思ったので深い話はしなかった。 
しかももらった名刺も引退した私には関係無いと思い、良く見なかった。 
ところが世の中とは不思議なものである。 


私の女房はカルトナージュという趣味を持っている。 
硬い紙を自分でデザインして切り、それを組み立てて箱などにして、そこに綺麗な布地を貼り付けるのである。 
 
カルトナージュ作品 
 
それは豪華なインテリアとなると同時に、実用性もある。 
だから我が家は女房の作ったカルトナージュ作品で溢れ返っている。 
 
ある時、カルトナージュの先生に連れられて女房が生地を買いに行った先の輸入生地を扱っている会社(MANAS)の社長が、なんとイコロ農園で出会ったSさんであった。 
これにはお互いに驚いたそうだ。 
 
MANASショールーム 
 
私もその後、女房の用事でMANASに行った時にSさんに会った。 
イコロ農園で出会った人に目黒で再会するとは思わなかったなー。世の中が狭いのか、私は割合にトンデモナイ出会いが数多くあるように思う。 
 
(おまけの話) 
カルトナージュの先生とMANASのS社長のジョイントで、布地の新たな需要先としてカルトナージュが浮上して来た。 
 
 
そこで、ある日のことである。 
中目黒にあるMANASの本社ショールームで、MANASの生地を使ったカルトナージ作品の展示会が開催された。 
 
 
そこに出展を依頼された私の女房は、大きな茶箱をカルトナージュで仕上げた作品を出した。 
彼女は凝りに凝って、隠し引出までデザインしたので、作品を仕上げるために展示会の前は深夜まで作業をしていた。 
 
私の女房M子の作品 
 
私は私で伊達市に行く前に秋の作品展に出す仏像を彫っているので、2階の女房は1階の私に携帯メールで連絡をして来る。 
『お昼ご飯は何を食べたい?』なんてメールが来る。 
 
夫婦に会話が無くなると危機だと言うが、この場合はどうなんだろう? 
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▼コメント(2)
名前:shinji  2009.06.11 02:47:50
工芸美術関係の作品を作っていると時間のたつのも忘れてしまうものです。 佳境に入っているときに、食事の支度なんて面倒な事は後回しにしたくなりがちです。 展示会前のあわただしい時は、忙しくない方のひとが、そっと食事の用意をしてあげるというのは、いかがでしょう? でも携帯メールでメニューを聞くのは、作業の集中力が落ちなくていいですね。 
名前:V.F.S  2009.06.08 07:19:09
それでいいんですよ、夫婦の会話を指でする(携帯メール)だけでも、夫の存在を意識してくれる証拠ですから有り難い?ことじゃないですか、橋本さん。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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