■ボケと早とちりの差は?
東京工芸大学という学校がある。 ここは以前は東京写真大学という学校名で、卒業生には私の同級生のI君夫妻や伊達市のXさんがいる。
その大学の専務理事をしているのが、私の同級生のN君である。彼はニコンの取締役を卒業後、推薦されてこの大学の専務理事になった。
彼は真面目な男で、今はこの大学の改革に情熱を燃やしている。能力のある男は引退後も、まだまだお呼びがかかるのだなー。

そのN君が『厚木キャンパスで「みらい博」をやるので、見に来ないか?』と誘って来た。
自分が企画すると大勢来て欲しいと思うので、他の人の企画には極力、私は参加するようにしている。

みらい博では生徒と先生の研究発表が行われている。
先進的な発表が多く、私にはよく分からない。
でも、こういう研究の中から、近い将来にみんなを驚かすような作品や製品が登場するのだろうと思う。

『私が一番印象に残ったのは、食堂で食べた300円のカレーライスだった。』と言えば、N君に怒られるだろうなー。

(おまけの話)
東京工芸大学に一緒に行くことになっていた相模原のKさんとJR横浜線の橋本駅で待ち合わせることにした。
前日の打ち合わせで、『橋本駅南口に11時』と決めた。
私の苗字と同じこの駅に降りたのは初めてだった。
10時45分に着いた私は改札口から出て、道路で待っていた。ところがKさんはなかなか来ない。
携帯に電話すると、『現在、電話に出られません』とアナウンスがある。
どうも変だと思い、近くに居た人に聞いてみた。
その結果、南口は反対側で、私の待っていた場所は北口だった。
帰りにはKさんに迎えに来てもらった橋本駅北口まで送ってもらった。改札口をSUICAで通り、待っていた電車に乗る。
なにか変だ。
電車が動き出してから分かった。それは京王線で、私が来たのはJRだった。
ボケたのか?。或いはただの早とちりか?その差はどのくらいなんだろうか?

お陰で遠回りしてモノレールまで乗って、お金と時間を浪費してしまった。
迎えに来てくれたKさんも専務理事のNさんもまだ現役だけあって、ボケも早とちりもないようだ。