■伊達から世界に羽ばたく
5月16日に北海道テレビに伊達市の「あいもりKK」が出たそうである。 この会社の親会社は小松建設で、私とは縁が深い。
私が夏に伊達市に行くようになって2年目に、伊達市の進める移住定住に関する協議会に私が呼ばれて行った時の会長が小松さんだった。
小松さんは今が働き盛りの年齢で、別会社の「あいもりKK」で漁業関係者が持て余し気味のほたて貝の貝殻から体に優しい壁材を開発して『ほたて漆喰壁』として販売をしている。
これは時代を反映した究極のエコだと思う。
そのほたて漆喰壁の良さを訴える小松さんを北海道テレビが取材した。
そして、小松さんはその様子をテレビで放映した番組のCDを私に送ってくれた。

送ってくれたCDを見た。
番組は『けいざいナビ45』というもので、その中に「ほたて漆喰壁」が特集で取り上げられていた。
内容は九州まで取材に行って「ほたて漆喰壁」の使われている様子を放映していたが、北海道テレビも随分とお金を掛けているなー。

小松さんは昨年の東京での見本市では「ほたて漆喰壁」の講演をしたし、ドイツの会社との共同開発も上手く行っているようだし、いよいよメジャーとなるか?

伊達市から世界とは言わないまでも、首都圏で活躍する会社が出て来たことに私は自分のことのように嬉しい。
テレビでは誰でも太って見えるのだが、それにしても、小松さんはもう少し痩せた方がいい。
なにしろ小松さんは『歌う建築家』なのだから。
そういう私も他人のことを言える立場にはないのだが・・・。
(おまけの話)
建築会社の社長である小松さんは元ミュージシャンで、むかしプロで活躍していたことがある。

3年前にひょんなことから私が作詞した『2人の旅を探して』に曲を付けてくれて、自分でピアノを弾きながら歌ったCDをプレゼントしてくれたのが小松さんである。
私はこの歌が気に入っているので、もっとみんなに歌われるべき歌だと自分だけで思っていた。
ある時、私の同級生でむかし演歌歌手で、元レコード会社のディレクターのM君にその話をしたら、彼は『じゃー、そのCDを送ってみてくれ』と言った。
CDを聞いたM君から電話があった。
『なかなか良いじゃない。あの詩は素人じゃないと書けないよなー。アレンジすればかなりいいと思う。音楽関係の知り合いに届けてみる。』と言った。
小松さんにそのことをメールで知らせたら、『「2人の旅を探して」はMさんのプロデュースでCD化されれば良いですねぇ。秋元順子が歌ってくれれば大ヒットするかもしれません(笑)。期待しています!!』と返信があった。
いよいよ私も『夢の印税生活』が始まるかー?(笑)