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[2011.06.09]
■♪ 長寿の秘けつ ♪
ウクレレにも長寿の秘けつがあるようです。 
 
人間と同じできちんと 「健康維持」 の方法を守ると、それこそ何十年も良い音を聴かせてくれるようです。 
 
(何百年というのはありません。だってウクレレが生まれてから、まだ130年余ですから…) 
 
先日申し上げた 「湿度管理」 が重要な要素ですが、それ以外の 「健康維持の方法」 は 「拭くこと」 です。 
 
それだけでも健康を維持できます。 
ウクレレにとって 「人間の汗や皮脂」 はあまり好ましくないようです。 
 
汗や皮脂を放っておいて長時間経過すると、まず塗装面が劣化し、しまいには本体まで傷めてしまうとのです。 
 
対応はごく簡単。 
 
 
上の画像の手前左の赤っぽいクロスはホームセンターで売っているマイクロファイバー製のクロスです。 
安価ですし、汚れたら遠慮なくガシガシ洗って手軽に使用できます。 
演奏後にこれで手や腕が触れる部分を拭けばとりあえずは充分でしょう。 
 
手前右の黄色っぽいクロスは 「セーム皮」 といって、いわゆる鹿革です。 
マイクロファイバーよりもさらに微細な繊維を持ち、拭き取り能力はマイクロファイバーの比ではありません。これで拭くとウクレレの輝きすら違って見えるから不思議です。 
 
しかし……あまりにも高価すぎます…マイクロファイバーの10倍以上の値段なんです。 
一応、洗って何度でも使えますが管理が面倒かも知れません。 
 
クロスの後ろにボトルが並んでいます。 
 
左端はギター用のポリッシャー(これはMartin社の純正品)で、ウクレレ表面の汚れ落としと艶出しの効果があります。 
 
真ん中がオレンジオイルで、これも汚れを落とすのに向いています。私は主にネックの清掃に使用します。 
 
右端はウッド用のワックスで1年か1年半に1回は塗装面保護のため、主にウクレレのボディにこのワックスをかけてあげます。UVカットの効果もあるようで日焼けも防いでくれるとのことです。 
 
私自身は基本的にケミカル用品は、あまり好みではありませんが、これらは 「天然成分」 が主体のようですので愛用しています。 
 
あまりナーバスになって、これらを多用すると逆効果のようですから、ほどほどの使用がよろしいようです。 
また、基本的にグロスフィニッシュ(艶あり)の表面にはこれらのオイル類は使用可能ですが、サテンフィニッシュ(艶なし)やオイルフィニッシュなどのウクレレには向きませんので、そ際は拭いてあげるだけにしましょう。 くれぐれもご注意を…。 
 
こうしてウクレレの健康を維持してあげて、これから何十年もの長い間、良い音を出してくれることを願っています。 
実際、ハワイなどには何十年も使い続けているウクレレで素晴らしい演奏をするマスターたちが、わんさかいらっしゃるようです。 
 
これから何十年も先だと、私のウクレレは、プレーヤーが私ではなく他の人に代わっているかもしれませんが…まぁ弾き続けられてさえいれば、それはそれで本望ですけどね(笑)。 
 
考えてみるとハワイなどのウクレレマスターたちはみなさん元気ですし長寿のような気がします。 
 
ウクレレを弾くと元気に長生きできるのかな??? 
 
ん??? と言うことは、人にとってウクレレこそが長寿の秘けつ??? 



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